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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2020/05/31(日)   CATEGORY: 自由詩
雨の日に
雨降りの日は

静かにそぼ降る雨が
木々を濡らし
大地へ落ちて
薊の紫の花々を潤す
そして雨の音を
広葉樹の水滴の音を

聴き分ける愉しみ
雑木林の中に
野生の生き物

少し冷たい空気を
吸って 吐いて
DATE: 2020/05/30(土)   CATEGORY: 自由詩
『のちのおもひに』立原道造

『のちのおもひに』立原道造

夢はいつもかへつて行った 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を

うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
ーーそして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた………

夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもい
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであろう
そして それは戸をあけて 寂廖のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう

*24歳で夭折。
*「永遠の詩法」の人。
DATE: 2020/05/30(土)   CATEGORY: 自由詩
神国日本
二元論でケンカ売ったり買ったり

それより多次元宇宙の愛に包まれ

大いなるワンネスへ身体ごとダイブ

死海文書 ナグ・ハマディー文書 メーソン

メーソンに対する日本の霊的磁場の答えは

黒住 天理 金光 大本 日月神示

やはり日本は神国ではないか!
DATE: 2020/05/29(金)   CATEGORY: 自由詩
踊れ!電化製品
漢詩ではないが

中国の左遷された役人が
南方の僻地に送られ
「猿の鳴き声が寂しく聞こえる」
などとその感慨を詩に託したが

現代は電化製品がインターネットと結ばれ
反国家的な人物に付きまといする
国家的ストカー………
オーウェル的な監視体制

くつろぎの自身の家で
一息つくと電化製品が
猿の様に唸るぜ
DATE: 2020/05/28(木)   CATEGORY: 自由詩
初夏のような午後
午後の時に

屋根裏部屋に伏臥して
香 薫きしめると
紫雲の煙
身体に絡みつき
淡く薫る

小さな窓越しに
緑を眺めれば
風に新緑の木々は答え
葉擦れの音を立てて
光合成は夢見ている

深く 深く
息をする
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