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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2020/05/24(日)   CATEGORY: 自由詩
夭折の友らよ

『メヌエット』 立原道造

やさしい鳥 やさしい花 やさしい歌
私らは 林のなかの 一軒家の
にほいのよい春を 夢みていた
鄙びた 古い 小唄のやうに

青い魚
光る果実
流れる雲 星のにほひ
ちいさい炎

風が 語って 忘れさせてゆく
淡い色のついた春を 夢みてゐた
ひとつの 古い 物語のやうに………

夜窓の星と 置洋燈(おきようとう)の またたきが
祝ってくれた ひとつの ねがひ
優しい鳥 優しい花 優しい 歌

*古今、立原道造の模倣者は多い。しかし最後の一歩の
深く深遠なクレパスの様な時空に彼の天才に及ばない…

*我が夭折の友らよ。北村昌士、渡辺雅彦。オレまだ17の
ままだぜ…還暦過ぎて、さてはて何処へ行こうか?
魂の遍歴は。
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