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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/12/12(水)   CATEGORY: 自由詩
読書
三日に一度は
インスタント食品レトルト食品

ベッドに広げられたシーツの皺のように
時間は寄せ集められるから
僕は読み止しの本を手に取る

気の利いた中国製の服が
安価で手に入るから
余ったお金で古本を買う

美しく着飾る 娘のように
輝くはつらつとした 娘のように

僕は丁寧に 自身で刺繍する
魂を書物の針と色糸で
美しく装う

何でも 簡単に手に入る
目的は瞬時に達成され
満足した心が響くから

そんな心根のまま
書物を開く

魂の結晶体は活字に見え隠れして
生体に入ると息を吹き返すウィルスの様だ
人生を捜し求める旅こそ
読書なのだ

書店に人知れず行けば
万巻の書物
著者それぞれの生き様が
静かに留まっている
入れ物 書物 ウィルス結晶

それを生き返らすのは
僕の『読書』

ほとんどが簡単料理
おいしいドレッシングで
生野菜をよく食べる
七時のニュースを見終えて
チョコレートの欠片をかじって

静かに 読書する

鎮まった夜を遊弋する
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