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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/12/10(月)   CATEGORY: 自由詩
孤独の作法
そしてドアを閉めて 一人の部屋

君は君自身の旅路を始めて
君の旅は たかだか歩いて三歩
君の旅は書物をベッドに持ち込むべきだ

FMラジオは70年代
サイケデリック 歌ってて
ふと見る空に月の影

眼球と文章の距離は30センチ
手に持つ書物は300グラム
ベッドライトに照らされて
読み始める書物


      朗読
{虚栄はかくも深く人間の心に
{錨をおろしているので、兵士も
{徒弟も、料理人も荷役人も、それぞれ
{自慢し、人の称賛を得ようとする。
{哲学者さえも、それを得ようとする。
             (パスカル パンセ)

{ある日 悲哀が私をうたはせ
{否定が 私を酔はせたときに
{すべてはとほくに うつくしい
{いろあひをして 見えてゐた
             (立原道造 午後に)

{あなたも蘭室の友、つまり日蓮の
{もとへ来て帰伏することにより、
{ヨモギのように曲がった邪信が、
{麻のごとくすなおな正信になる
{ことができるのです。
             (日蓮 立正安国論)

{いかに幸いなことか
{神に逆らう者のはからいに従って歩まず
{罪ある者の道にとどまらず
{傲慢な者と共に座らず
{主の教えを愛し
{その教えを昼も夜も口ずさむ人。
              (ダビデ 詩篇)



そしてドアを閉めて 一人の部屋

君は君自身の旅路を始めて
君の旅は たかだか歩いて三歩
君の旅は書物をベッドに持ち込むべきだ

FMラジオは70年代
サイケデリック 歌ってて
ふと見る空に月の影

眼球と文章の距離は30センチ
手に持つ書物は300グラム
ベッドライトに照らされて
読み始める書物

FMラジオは70年代
サイケデリック流してて
ふと見る空に流れ星

君の旅路はこの部屋の
一冊の書物から もう始まっている
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