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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2018/09/26(水)   CATEGORY: 自由詩
永遠の詩法 立原道造
彼は詩を作るのがうまかった。小さな声で呟くためのもので
あったが或る人々はそれを愛した。

裸の小鳥と月あかり
郵便切手とうろこ雲

引き出しの中にかたつむり
影の上にはふうりんそう

太陽とその帆前船
黒ん坊とその洋燈
昔の絵の中に薔薇の花

僕は ひとりで
夜が ひろがる

≪ 郵便局で 日が暮れる
≪ 果物屋の店で 灯がともる

風が時間を知らせて歩く 方々に

『立原道造全集』第1巻

*立原道造…嗚呼 永遠の詩法…
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