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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2009/10/11(日)   CATEGORY: 自由詩
情報隔離週間
情報隔離週間と銘うち、読書、音楽鑑賞を控えた。

脳髄のインプットを減らし、自身の脳がどれだけアウトプットするかを

試してみたかった。書物は西東三鬼の句集をパラパラ捲る程度。

音楽はウォークマン入っている30タイトルほどを時々聞いた。



10・3~7の夜までは、何もしない時間を十分楽しめた。


7日夜、9句出来る。成果もあまり期待しないで始めてことなので嬉しかった。
8日、一日中作句モード、朝から断続的に10句ほど書いた。
9日、朝5・6句作る。夜にかけて何か乗り移ったかのように
20句ほど立て続けに出来上がる。この感覚を忘れないようにしよう!
10日前日の余波がある。軽く流す感じで12句ほど書く。

9日が凄くスリリングだった。まずは9日の作品から掲載。



雲の巣の街に風が吹く


もつれ始めた紐を解いている


左京区に小包が送られて来て


紐 捻じる力は絞る 語の精力


小鳥など電線に止まり秋の深まり


墓石が入り口となる法力闘争


鯰 皿に盛り喘ぐ体液 断末魔


宵の明星点して白々しい作法で暮れ


大地一日の闘争に夕暮れ澄む


死後の宗教闘争が楽しみだ日蓮


白衣の兵隊が空を銃撃し穴作り


常世のイージス艦に戦闘命令


兵士みな鬼籍に入る日本晴れ


幻の艦隊追って南方で骸に苔る


おいと声かけて住人 汗しぼり出す


煙 焚いて ひょいと幻覚でころぶ


白いお部屋で湿った蝶蝶と遊ぶ


たしたりひいたりしてもかけざんにはやっぱりかなわぬ


あの女が待つ街で歌歌う放浪雨


家人寝静まるとムックと起きる虫モドキ


カリカリ カリカリと豆食う南の虫


腹満たす 意味満ちる浜辺


朦朧と濛々とうんか発生の五月


海牛がたっぷりと絶叫を搾り切る


切り揃えた羽根で 虚 斬ル


アフタービート律法で定めてやらせる閃光刺激


正しい血統は シャム狼の毛皮 被って


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