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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/11/29(木)   CATEGORY: 自由詩
今、一つの詩は
雨を宿して
ポテンシャルある 静寂
また 再び 灰の日

風のない時に

覆いをかけた

雲は空に浮かんでいる
そして 液化燃料の燃えかすは
そっと 灰を地上に降らした

午後の喫煙喫茶は
なぜか寂しげに過ぎて
読み止しの本に
しおりをおいて閉じる

何もない 水平な
無為の時に
タバコに火が点けられると

その詩はやって来る
静かにもたれ 吸い込む
そんな 時 やって来る

心は怯えたように 震えて
ノートの余白に
ボールペンは走り
コップの水は息に揺れ
輝き

一つ 一つの単語は
結び合い語群は
魂の動きに従い
成立し

また 一つ 一つ
白いノートに色彩は溢れ
花が咲き

今 

詩は生まれた
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