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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/11/26(月)   CATEGORY: 自由詩
冬枯れて
常緑樹と
冬枯れの木々は
まだらに生息していて

こんな小春日和には
液化燃料の燃えかすは
静かに窪みに沈殿するから

常緑樹が光と濃厚な二酸化炭素で
光合成の声無き法悦に浸っていて

冬枯れの枝は
骨の節々と神経ニューロンのあいの子で
コツコツと生き延びて
来るべき春のため
新陳代謝を落とし 冬眠している

潅木が生い茂る
まだらの庭で
木々は静かに営み
水平の地を蹴り固め 
垂直に天へ手を伸ばして

自らの重みを幹で支え
重力に逆らい

一つの世界を維持している

あっ!
冬枯れの枝 枝に
雀の群れが
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