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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/11/21(水)   CATEGORY: 自由詩
接木された若木
蜜蜜しい 月の光に
浮かび上がってくる
接木された果樹

いまだ 若々しく 細い幹
その端端がしなり
たわわに実る 赤

林檎の熟れた香りが
そっと 夢に漂い

若木ばかりの果樹園

夢幻のほのめき立っている 場所に
密かに 佇み
夢 そして 淡いうつつ

林檎の実が実っている
まるで この文明の所産のよう

人生に四季がある
芽生え 花 果実 落ち葉

林檎は実る
結果が結ばれて

文明の爛熟       若々しい
熟れた果実       接木の果樹園

若木ばかりの 初々しい勢い
人は影響されて

爛熟の果実の原因
若々しい接木の果樹

木々は民衆
果実は所産

蜜蜜しい香りの熟れた果実は
若々しい民衆の若木が宿した

文明の華々しい 風景は
この黒く透明な
初々しい若木の結果
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