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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/11/21(水)   CATEGORY: 自由詩
秘められた日本
千九百四十九年
世界の中の『紅い星』
新中国は成立

黄河 長江の濁した流れが
その時 悠久を語っていた

システム 国家として成った
新国家中国

へんげのごとく 目まぐるしく
王朝 その組織を変え続ける国

上海は上に伸びている
北京は大きく息をして
万里の長城は月から見えて

流れる歴史・・・
黄河 長江
東シナ海を隔てて 隣


二千七年
弓なりの島
古代語の残滓を留めて
日本語を使う列島 民衆

険しい山間の水源
深閑の緑 深き山々
木霊の生きる 地で
始まった一つの現象

水源の池
ほとりの薄ピンクの桜
その花 落とすことなく
咲き続けている

老いた木肌 苔むして
湖面にその姿
ひっそり映しこみ
風に花びら散らしつつ

聖樹の樹液は薄ピンク
池にしたたる
一滴 また 一滴
救済者の供犠の血のごとく

聖樹の花その樹液
枯れることなく
日本の水源に与え続けて
二千七年より 咲き続けている
供犠の樹液は流れ続けている

それを受けた池
聖池の水
その土地に染み入って
地を立たせ
黄金 白光に輝き
溢れ出し
輝く渓流となり
寒村を潤し
平野の町々を満たし
とうとうと流れ
町々を輝かせ 立たせ
海へと落ちる

見れば弓なりの列島
黄金 白光に輝き
海より立てり

聖河の水
海に滝のごとく落ち
水煙が上がっている
列島白光につつまれ立てる

ああ 目に見える
『紅い星』新中国

目のあるものに見える
秘められた日本
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