FC2ブログ
詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2016/09/12(月)   CATEGORY: 自由詩
秋『立原道造全集6』


パン屋の店先に
黒犬とパン屋の主人がいる
ポストがある ポストは赤い

僕は身軽に町に浮かんでいた
蜃気楼のなかの人のように
魔術は四つ角がしてくれる
冬へ電報を打たねばならない
そろそろ青空がこわれはじめると

硝子屋が町を通りますから
静かに眠っていらっしゃい
『立原道造全集6』
スポンサーサイト




コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 詩人の血. all rights reserved.