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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2016/08/28(日)   CATEGORY: 自由詩
村はづれのの歌
村はづれの歌

咲いているのはみやこぐさと 指に摘んで
光にすかして 教えてくれた
右は越後へ行く北の道
左は木曽へ行く中仙道
私たちはきれいな雨あがりの夕方にぼんやり空を眺めて佇んでいた
そうして夕やけを背にまっすぐと行けば 私のみすぼらしい故里の町
馬頭観音の叢に 私たちは生まれてはじめて言葉をなくして立っていた

そのかえしーーー

背のびして触りし枝の茎なりし
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