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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/11/17(土)   CATEGORY: 自由詩
見上げれば曇天
空は そっと倒れこみそうだ
深い雲がみえて

時は静かに止まってしまい

庭先に灰は降りて
やわらかな綿毛が吹き寄せて
湿った窪みに時を
ゆっくり積み重ねている

凍るように
音楽は聞こえていて
この無時に色彩を咲かせている

灰は積もり
綿毛は微笑み
純白とくすむ色 淡白

何かのときに
綿毛が灰を振るい落とす
愛玩犬のように

世界は灰と軽やかなもので出来ている
きっと きっと

見上げれば曇天
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