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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2009/01/10(土)   CATEGORY: 自由詩
月光浴
夜が深くなって
午後の10:00時

飲みかけの紅茶とチョコレート

ボッサノバは昼と夜を歌うから
一日の終わりに不思議な和音を聞かせてくれ

心地よい緊張の昼から
眠りの前の弛緩へ
一日が終わる
午後の10:00時

ベランダに射す明かりに誘われて
冷え切った空を見上げれば

高速で回転する銀盤 月が
恒星天への入口が静かに開く 満月

天空に浮く月
静かに見詰めて
網膜に光を受け入れ
呼吸を深くしていけば

憧れる魂が月光に溶けて
空を飛びまわるよ
凍った光が憧憬に火を点ける
心の純粋さが光と同期して
魂が羽を持ち恒星天へ参入できる

弛緩した午後の10:00時に

    銀河を見る

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