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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2009/01/02(金)   CATEGORY: 自由詩
何のための読書?
僕は今まで安らかに眠った事がない
僕は今までちゃんとした夢なんて 見た事がない
砂漠のような部屋で唯一の砦 書架を見詰めて忘却

活字に乗っ取られた!
長い独房の生活は続くんだ

世界には誰がいるの
直接会話を交わした憎々しい家人

皆が眠る 夜に起きだし
インターフェイスを覗いて

さも意味ありげな
言葉を書き付ける

活字に乗っ取られた!
長い独房の生活は続くんだ

何が何でも僕は被害者
そんな立場が傷を深くする

僕が正しく人は間違ってる
そんな独善が頭を腐らす

僕には安らかな眠りなんて無縁
僕は正しい夢なんて抱いた事がない
針のむしろの様なベットが待っている
忘却の書架が地獄の活字が呼ぶ

この部屋は一体何のために在る…
何のための読書?
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