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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/11/06(火)   CATEGORY: 自由詩
液化燃料が
静かに燃えて
街に灰が積もり
鋼鉄の箱を疾走させ
アスファルトは
平行に立ち上がる 蛇
どこまでも続き

ゴムのわだちが軋む

騒音の車道を折れると
路地が佇み
生垣にコスモスが揺れている
湿った道路に夕暮れが訪れて

夕闇に青の兆しが満ちて
街灯に寂しさが映る頃
燃焼された灰が路地に降り積もり

眠りを誘う
喧騒から離れて
路地に佇み
降る灰の音を聞く

そんな時
私の心は満たされて

暮れかけた空を
深い息とともに 見上げ
宵の明星を 探してしまう

深深と降り積もる灰と仄かな光と
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無道詩音 | URL | 2007/11/07(水) 22:42 [編集]
こんばんわ。はじめまして。
詩がものすごく素敵だったので、思わずコメントしてしまいました。
また、来させていただきます。
今日は足跡のこしていきます。
ありがとう!
詩人の血 | URL | 2007/11/12(月) 21:13 [編集]
コメント有難うございます。

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