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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2015/09/03(木)   CATEGORY: 自由詩
君へ
ご覧
なだらかな丘陵
海から吹き上がる風の音
春の色とりどりの花々が揺れて
首をひしゃげ 挨拶を贈るよ

ミツバチのか細い羽音が
海風に溶けてゆく

太陽は南中間近
さんさんと肌を撫でて
身体が透き通る

確か君は大地に寝転んで
遠い 白い雲を追っていたね
何もかもが優しくて

時だけが静かに
音もなく通り過ぎてゆく
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