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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2007/10/24(水)   CATEGORY: 自由詩
KOЯNの群量
涼しげな 東
日光を額に集めて

ヘッドホーンでKoяnを聴いている

美しい景色 
爽やかさ
乱れる 光線のなか

地獄の叫ぶ Koяn
バターに溶けた錫を流し込む 堕天
黒光りする ルシファーは地獄の底へ
飛翔か 墜落か

堕天のスピードのみ感じて
いつ果てるとも知らぬ 
宙を舞う行為
無間地獄のループ 眩暈

この大音量は 静寂
小鳥のさえずりを聞くほどに

視線を上げれば 美しい空

意識を胸に集めれば
黒色の滑りの肌もつ
我 堕天のやから

節くれだつ指に切る為の爪の長さ
うねり来る情念のどす黒きしたたり
太ももに群青色の鱗
剥がれ空しく地に落ちる

羽根 
マンションの高さを悠に凌駕し
肩甲骨はうずく

胸に意識を集中し
黒き胸板に白光の仏陀など結び

己を救済する

東の光は強く快い
大音響のKoяnは続く
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