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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2008/07/30(水)   CATEGORY: 自由詩
雷神=インドラ=帝釈天よ!
それは昨日
天空に雷神様がおいでになった

天の太鼓が打たれて
黒雲が湧きたち
夕刻から雲の間を稲光が走りだした

空が大きく大きく息をして
轟音が街 街にとどろいて
夕餉が済み
煌々とした蛍光灯の下で本の続きを読み始めると

豪雨が窓を叩き
稲妻は落ちた(はじまり^^はじまり^^・・・

インドラが天鼓を打ち鳴らすと
轟音と青白い稲妻が空に走った

雨粒は大きく木という木の葉を撓らせて打った
湿潤に涙する 大地 建物 
砂利道の石たちは踊っている
この驟雨を浴びて息をしている

帝釈天の慈悲に打ち震える 生きとし生けるもの

時も忘れベランダで
この一大ペイジェントを見守る

だから・・・雷神様が帰ってきたんだ!

見つめる空に 感慨のため息をつくと
同期するがごとく稲妻は答えて雨脚は強まり
再会を喜ぶが如く流動する


見つめ尽くして
雨は止み

雷神は遠のく
天鼓も退場を告げ
心なしか寂しげだ

夜半過ぎまで
なごりを惜しむ雷鳴が聞こえ続けた

インドの神

雷神またの名を帝釈天またインドラとも
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