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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2014/01/15(水)   CATEGORY: 自由詩
風の弔い
風が乾いた大地を吹き抜ける
それも自由に闊達に
躍動する大気の流れは
街々の路地を通り過ぎて
私の家の窓に当たり
カタカタと音を立てている

汲めども尽くせぬ聖書を
微睡みの中読み進む
夢見心地の明るい午後に

街はひっそりと午後を眠り
人影もない

あの日の約束は果たされるのだろうか?
ざわめく風に消息を尋ねるため
一言二言言葉を発した

また微睡みの中へ落ちる
夢で逢えた故郷の人は
皆死者ばかりだった
多くの友が逝ってしまった

新しいフロンティアで微睡みながら
彼らを偲ぶ

風が強いね

ああ
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