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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2008/06/28(土)   CATEGORY: 自由詩
読書の姿勢
伏臥の悦楽がやってきて

無音の法悦に浸りながら

大気の肌に触れたなら


読みかけの「ジャンクリストフ」
どんな偉大さでも、偉大なものはすべてりっぱである。
苦悩もその頂点に達すると、解放に到達したようなものである。

芸術家の苦悩も、諸君にとっては一つの見せ者である。

一つの曲が聞こえてきた。彼は静かな気持ちで作曲していた。
ああ!美しい音楽だ!


横になったまま
コーヒーとタバコをテーブルに投げ置き
ひと肌の大気しっとりと湿った感覚を味わって
寝息のように静かに呼吸をして
このずっしりと重たい全集物を制覇しようとして
ゴロンとした ライオンの昼寝のような態勢で
足先を尻尾のように無意識に動かしながら

大気の鳥たちのさえずりを耳にして

活字を追っている

獲物を待つ
彼らのように
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はじめまして!
星月 冬灯 | URL | 2008/06/28(土) 23:16 [編集]
私のブログを覗いて頂いて有難うございます!
泉鏡花、お好きなんですか?幻想的ですよね。
「高野聖」、懐かしい・・・。高校生くらいの時に
読みました。あと、彼の作品なら「外科室」。
割と好きかも。読んだ事ありますか?
宜しければ、リンクを貼らせていただけませんか?
是非とも宜しくお願いしますvv

文章の巧みさに感嘆しました!
素敵な詩ですね
星月様へ
詩人の血 | URL | 2008/06/28(土) 23:44 [編集]
リンクよろしく!
若いのに泉鏡花とは、いいですね!
四季派の立原道造お勧め!
あなたの表現の幅が広がること請け合い!

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