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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2013/08/23(金)   CATEGORY: 自由詩
明け方のスコール
明け方のスコール
ヒュウヒュウ風が吹くと
ガラス戸越しにザーッと雨の当たる音

まどろみの中遠く
南の島のスコールを聞きながら
朝間の夢の続きを見よう

夏掛けを肩まで引っ張って
涼しい風を雨戸越しに感じながら

自然と一体になった
このスコールを受け取ろう
南の自然がくれた明け方のプレゼント

朝目覚めるとそこには
スコールが降ったあと
地面は湿潤に濡れて

植えた朝顔やひまわりが勢いよく
伸びて朝日をその小さな体いっぱいに
受けきってスクスクとその背を伸ばし
小さな声で歌っている

庭はまだ手が入らずに
雑草が伸び放題
雨のあとの雑草の勢いのいいこと!
自然の力の偉大さを見せつけられる

雑草との闘い
人生も善と悪の闘い

そう思い切れば
この招かざる緑の雑草も
スコールに濡れて輝きをましたように見える

何事も何事も
自然の力を利用して
上手に対処

風が涼しい
源河サンが言っていたように
お盆をすぎると急に涼しくなる

確かに今日はそんな一日だ

涼しい南の孤島の海風を
家の中に招き入れて
窓をいっぱい開け放ち

心を空に向け
お盆過ぎの夏の終わりを
楽しもうと思う
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