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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/08/13(月)   CATEGORY: 自由詩
熱波の日
熱波が通り過ぎてゆき
アスファルトの割れ目から
雑草は伸びて
風に揺れていた

胸を開けば
青空と白い雲
会話を交わして
大空を行く

家々の軒先に
風が降りてきて
音が風の音が切るように漏れる

熱波が街を通り過ぎて
太古の影が蘇る
あの時のあの日と同じ風が吹く

貴方は私を待って
防波堤の日陰で
昼食を広げている

強い風が汗を乾かし
一時の涼を与えて過ぎた

何もかも過ぎてゆく
午後に氷入りの冷水を飲む
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