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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/06/16(土)   CATEGORY: 自由詩
雨の一日
静かな朝に
降り始めた雨

紫陽花の生垣に
水滴が花盛り

あ目と花が会話し始めて
曇天が欠伸をして
私の傘が紫陽花に触れると
緩やかにか細い雨が肌に触れる

会話を続けて
紫陽花と灰の空の

花の雫が涙のように落ちる
遠いあの日の思い出のように
二人で正義の理想を語ろう

君の情熱でこの梅雨を
優しい慈雨で満たしてくれ

甘露の輝きを
今一度届けてくれ

静かな
雨の一日に
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