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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/06/12(火)   CATEGORY: 自由詩
梅雨
雨の一日に
気だるい傘開いてみて
雑踏の街は午後を眠る

何もかもが灰色
液化燃料でくすんでいる

紫陽花を一輪下さい
淡い梅雨時の思い出として

午後の時は沈みこむように過ぎて
夕刻は近づく

日暮れの色彩は一日の
気だるさを含んで満腹するから
鈍く 輝く

雨の一日を眠り過ごす
寝息がこの曇天に広がって
紫陽花色に染まっている

空を見上げた
悲しい午後
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