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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/06/09(土)   CATEGORY: 自由詩
銀河の気息
空を見上げれば
夕刻のような
表情の曇天が続く
6月の始めの時に

空を見上げれば
雨粒が瞳のなかに落ちてきて

遠い銀河の気息を伝えて

瞬時に地に落ちるから
私の会話は忙しい

銀河の雲と
この地上を結ぶ
透明な水の糸
永遠に続く
ダイナミックな会話

雨の日は好きだ
だって銀河の会話しか聞こえない
シトシト シトシト

まどろむ私の脳髄を
銀河の会話が通過して
淡い紫陽花のような

色彩を提供するから

夢織れる

この銀河の行く末の世界の

梅雨時の雨は夕刻を模して
続く
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