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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2008/03/27(木)   CATEGORY: 自由詩
唱題する
この湿潤
灰の空
都市を映した 鏡
限りなく くすむ 灰に

端座し 御本尊に集める
透き通る 純情

そして 己の影が壁に投射できるほど
白光の変容が実感できるまで

祈る 唱題する

焼香は立ち昇る 龍神の勢い

空が裂かれる程に
伸びてゆく唱題 トランス

諸天の大腿筋が収縮 弛緩を繰り返し
天 翔る 疾風
この曇天を叩きつけて 去る

白光で変身できるほどの
影が壁に焼きつくほどの

鋼 撓る

灰の空に
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