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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/01/19(木)   CATEGORY: 自由詩
吹きさらしの公園で
人通りの多い道から
右へ折れて
緑濃い生垣の住宅の横を通り
細い路地へと向かう

ひっそりとした日溜まり
猫が歩み
開けた空間に出て
公園は佇んでいる

風に落ち葉が舞って
大きな広葉樹が陰を作る

ブランコは居ない子供のために揺れていて
歓声の余韻が
青空に溶け入って
空を埋めている

公園と子供と見守る親
それらでこの場は完成する
突風にブランコは揺れ
地面に影が射す
ギィコ ギィコ 子供を待つ ブランコ
ブランコの揺れ

今は静かに寒風に晒されて

我一人 突っ立ったまま
乾いた風に
口づける
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