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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/01/04(水)   CATEGORY: 自由詩
DKより
私が座る椅子
DKの窓側だ

東向きに窓が切ってあり
揚々たる午前の陽光が眩しい

日溜まりに柊の植え込み
ヒタと止まった 時 陽光 
耳を澄ますと遠く光合成の音がした

なあ 君よ
私の居る椅子を地獄の最下層としようか…

あらゆる負の感情の吹き溜まりの
逆円錐の下の頂点としよう
ドロドロのタールが頭上に見える

しかし愉快だ
オセロの角を取った気分

ここ ここから
大白法の南無妙法蓮華経を唱える
朝に夕に負の感情の牙城を急襲
黒を白に浄化
埃を払い
掃除

地獄の最下層には
柊の花壇があって
日溜まりに
朝露がキラキラ珠のように光り

音楽が絶えず再生され
私の趣味の書架があり

そう この地球の地獄の最下層は

私のマンションのDKにある
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