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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/09/30(金)   CATEGORY: 自由詩
秋の陽だまり
陽だまりの
秋日が過ぎていった

書籍に目を落とし
その味を楽しんでいる

空が明るく
たおやかな空気
目に映る全てが透明に

秋 過ぎて

心に通う 想いも
涼しげに
魂に薄絹のように
触れてゆく

何度も何度も 
空を見詰める

名もなき
放たれた小鳥たち
帰化鳥の聴きなれぬ鳴き方で…

野性に回路を合わせて
満喫しなさい
謳歌しなさい
可憐に鳴き続けている

秋の空気を
仙人のように
味わって

夢見がちな心をまとめながら
ノートに向かう

綴る言葉に
淡くなった想いを乗せて

秋はしんみりと
深まりを増しながら過ぎて

ひっそりと
柿の実は色づく
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