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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/08/28(日)   CATEGORY: 自由詩
鳥の巣
ミゾオチに
体の中心に

小鳥たちの出入りする
巣穴がある

自由の血の通う
小鳥の巣
毎朝8時になると
意味の森へと向かう 
羽ばたきが聞えた

華やいだ知識の木々に止まり
さえずり始める

巣作りのための小枝を集めて
私のミゾオチは急に忙しくなる

真綿のように軽やかな
羽根が巣にフワフワ落ちて

また知識が一つ増えて
このミゾオチの
可憐な要塞は
強化された

見たまえ
この胸に開いた
青い空に理想的な白雲が浮かぶ
マグリットのような
シュールな大きな穴を

ガラス戸を開けて
空を凝視していると

鳥たちは一層激しく
出入りを繰り返し
意味の巣に小枝を絡めて
編み上げる
自由の砦

さえずりを強めて
祝福された知識の小枝で

まわるく小鳥は治まる

鳥の巣は

自由を温めている
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| | 2011/08/28(日) 21:01 [編集]
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