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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/08/27(土)   CATEGORY: 自由詩
座る椅子
蛍光灯に照らし出された部屋

秋の夜長に数冊の本

音楽が終わって 音楽が消え去って

鼓膜を圧迫する沈黙の夜に

一人対峙するための椅子

生命を強制終了するための

電気椅子とこのロッキングチェヤー

深い秋の夜に二つを重ねて

しばし目を瞑り

一日をふり返る

無実の者が座る椅子に

今日の幸を想う
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椅子の対比が
まあこ | URL | 2011/08/28(日) 01:39 [編集]
電気椅子と無実の者が座る椅子の対比が秋の夜の静けさにくっきりと浮かぶよう。
強制終了という強さが詩文を引き締めていますね。

相変わらず、すごいなぁ。

ありがとう!
アハウ クニヒコ | URL | 2011/08/28(日) 09:14 [編集]
なにもかも透明な秋の一日に

今日の課題を終えて静かに佇む時、

生命の尊厳は…とふと浮かび出来上がった詩です!

これからも宜しく!

表現者!万歳!

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