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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/08/19(金)   CATEGORY: 自由詩
二人 雨音
雨の匂いに満たされながら
二人 空を見上げ
雲の行方を占う

雨のかからぬように
窓を少し開け

旅の初めての星の思い出を重ねる
雨音に二人の歩みを託して

しっとりと雨に包まれた建物から
発せられる長い物語

この雨に遠い記憶が消される前に
肩を寄せ合い

転生を越えた出会いと別れを
今生の確証を携え語ろう

雨足が強く二人の居場所を包み込むから
どしゃ降りの雨は記憶を持ち去るから

瞳と瞳
手の平と手の平を重ね

確信の瞑想に入ろう

お互いが支え合うように
地球の屋台骨に手を添えて

垂直に立つように手を貸そう

二人 二人で
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| | 2011/08/20(土) 01:01 [編集]
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