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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/08/12(金)   CATEGORY: 自由詩
リゾートの一夜
あの優しいメロディーが
心を占領してゆく

銀河の昏い流れに
白く浮かび上がる 星々
サンゴの砂浜に月はなく
蒼白に揺れている砂浜

天の川が海に斜めに落ちてゆく

銀河と海岸
砂粒の数ほどの星々を


あなたと横になり
見詰めていると
羽根が生えて天に昇るようだ

天の川の初めての住人

交わす言葉は甘く 神々しい
天空に溶けてゆく言の葉

何もかも冷え始め
固まり始めた世界
夜は永遠に伸びてゆくから

海辺の東屋
設えた宴席
豊かなくだもの
色とりどりの飲み物

さあ床に座って

初めて体に触れて

夢のまた夢を織ってゆく

波音が蜜のように忍び寄る

二人だけの夜が更ける

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