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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/08/03(水)   CATEGORY: 自由詩
アンビエント B・ENO
机の上や食器の縁に
微量に積もった塵が
このピアノの音波で
払われ落ちてゆく
サイキック


B・ENOの頭脳コンデンサーを
通過した音は
透明なカットガラスの輝きで
甘味に空間に染みいるから


夢想へ落ちようとする
一瞬 一瞬を
表裏一体のメビウスとする


ピアノの音塊が溶けだす
朝の勤行を終えた空間が
淡い感情エーテルの囁きで
満たされて散華の渦


まるで水中に咲く
蓮は輝く

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