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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2012/09/07(金)   CATEGORY: 自由詩
秋の寝息
秋は寝息のまま
寝返りを打って
長い夏の終わりの時を待っている

部屋の片隅に置かれた
CDを入れ替えて
新しい物にしようか
このまま聴こうか迷っている

秋の始まりを感じさせる 朝 夕
夏の力を感じる昼下がり

私は河原の木陰で
文庫本を持って読み始め

しばし小説の世界で時を埋める

河原の開けた青空は
どこまでも続いていて
旅情を誘うから

明日

夏の終わりの旅に出ます
DATE: 2012/09/04(火)   CATEGORY: 自由詩
空とラジオ
こんなに綺麗な雲が流れているのに
何時もうつむいている

胸を張って大空を見上げなさい
君は何時も私に言う

こんな青空に
真っ白な入道雲が現れて
この大空の広さを教えてくれる

行くべき明日の道を示してくれる

小さなラジオを点けて
アナウスを聞きいっている
新しい曲に耳を傾ける

空とラジオの大きさを比べて
私に感動を与える存在について
考えをまとめている

極大の大空 極小のラジオ

その間の私は炎天下
突っ立ったまま
日陰に入り
君の風を待つ

秋を告げる風を待つ
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