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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2011/08/30(火)   CATEGORY: 自由詩
神の恩寵?
神の恩寵を受けた子だ
神の得意技受胎管理を受けた子だ
大きなお世話だ

聖書の聖句はすぐ覚えた

気ままな子だ
自由を求めてやまない男

素直に神に従わない
己がルールの子
我 律法ナリ

天に誓って
正しい事は正しいと
どんなに敵を作っても言い切る人

神の恩寵を足蹴にして
自由を求めてルチィファーと共
あらゆる権力に反逆する

ただ思いのまま生き続けるのみ



*メーソンによる日本国兵糧攻めは
いつ本丸の一部特権階級の瓦解へと繋がるか?

その暁には官僚・天下り・ヤクザ・坊主。
私腹を肥やした預金を国庫へ返納させる!

虐げられた民衆に笑顔が戻る日を祈って。
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DATE: 2011/08/29(月)   CATEGORY: 自由詩
来世また日本人でしょうか?
スリル万点
今 俺たちは
一国が滅ぶのを体験中

官僚・ヤクザ・坊主の寄生虫
日本人に取り付いて
来世の糧まで物色中

オシマイ オシマイ モー オシマイ

スリル万点
今 俺たちは
一国が滅ぶ姿を目撃中

アイドル一挙に飛び出して
非国民だよ この非常時に
よだれダラダラ白い男にサルマネ女

オシマイ オシマイ モー オシマイ

スリル万点
今 俺たちは
一国が消えゆく姿をこの目で見てる

役人・ヤクザ・坊主 性の三位一体
諸国の民とメーソンを
その自堕落ゆえに本気で怒らせた

オシマイ オシマイ モー オシマイ


役人・ヤクザ・坊主が潰す
島国日本 草も生えない荒野となりて

根腐れ官僚が怒らせた 神
3・11を忘れるな!

半端ヤクザの下の始末
メーソンの逆鱗買ってアッパッパ

好色・公職・好色・公職がこの身と魂滅ぼすサ

多分 罰せられる 罰せられる
神の名において

多分 罰せられる 罰せられる
神の名において

ケンリョクシャドモめ!
ケンリョクシャドモめ!

さあ涙を拭いて
創価へ来ないか
来ないか 民衆
来ないか 民衆
DATE: 2011/08/29(月)   CATEGORY: 自由詩
時を忘れる時
朝日に向って祈りを捧げ
勤行・唱題をこなして

今日の扉を開く

自由に使っていいんだぜ
この時間
思うさま読書しろよ
備忘録を埋めろ

意味の湖に網を入れろ
キリストが岸で待ってるから
日蓮が巨体をくねらせて
南無妙法蓮華経

「論語新講釈」を読破セヨ
「論語新講釈」を読破セヨ


時は待たない
滅びる肉体
読書に捧ぐ
読書に捧ぐる
永遠への道

時を忘れて 読書シヨ
椅子に座って ページをめくる
音楽が果てて 風の音
スラスラ読めて 息の音


秋の陽射しは静かだから
夏の物語は語り尽くして

静かに活字に目を落とす

時を忘れる時があっていい
時を忘れる時があっていい
DATE: 2011/08/28(日)   CATEGORY: 自由詩
鳥の巣
ミゾオチに
体の中心に

小鳥たちの出入りする
巣穴がある

自由の血の通う
小鳥の巣
毎朝8時になると
意味の森へと向かう 
羽ばたきが聞えた

華やいだ知識の木々に止まり
さえずり始める

巣作りのための小枝を集めて
私のミゾオチは急に忙しくなる

真綿のように軽やかな
羽根が巣にフワフワ落ちて

また知識が一つ増えて
このミゾオチの
可憐な要塞は
強化された

見たまえ
この胸に開いた
青い空に理想的な白雲が浮かぶ
マグリットのような
シュールな大きな穴を

ガラス戸を開けて
空を凝視していると

鳥たちは一層激しく
出入りを繰り返し
意味の巣に小枝を絡めて
編み上げる
自由の砦

さえずりを強めて
祝福された知識の小枝で

まわるく小鳥は治まる

鳥の巣は

自由を温めている
DATE: 2011/08/27(土)   CATEGORY: 自由詩
座る椅子
蛍光灯に照らし出された部屋

秋の夜長に数冊の本

音楽が終わって 音楽が消え去って

鼓膜を圧迫する沈黙の夜に

一人対峙するための椅子

生命を強制終了するための

電気椅子とこのロッキングチェヤー

深い秋の夜に二つを重ねて

しばし目を瞑り

一日をふり返る

無実の者が座る椅子に

今日の幸を想う
DATE: 2011/08/27(土)   CATEGORY: 自由詩
友よ
秋の陽射しが降り注ぐ
そう書いただけで
心がいっぱいになる


透明な光で
その強烈な光圧で
魂の端にある
うごめく黒龍を拭い去って


今 消えるから
心の闇は跡形もなく融け散るから


左と右 正と反 黒と白
繰り返してる 尽きない運動


友よ言ってくれ
君は日々進歩していると

友よ微笑んでくれ
君に罪なしと


秋の始まりは
そこはかとなく
寂しいものだから


あなたの息づかいを感じたくなる


あくまで透明に過ぎ去ってゆく 秋に
コスモスの花を一輪 摘んで


窓辺に活けよう
DATE: 2011/08/25(木)   CATEGORY: 自由詩
RAP荒城の月
春 高楼の花の宴
めぐる盃影さして
千代の松が枝わけ出でし
むかしの光いまいづこ。

廃墟に佇む 我 郷愁
しばし夢幻に遊ぶ街路灯
人の途絶えたアスファルトの道
口ずさむ荒城の月

夜は何もかも包み込むから
息づく夢幻に憧れて
道端に咲くコスモスに口づけて
夢に歩みつつ夜は散歩出る


秋陣営の霜の色
鳴き行く雁の数見せて
植うるつるぎに照りそいし
むかしの光いまいづこ。

夕暮れてうらぶれる街角
グランドのサッカーゴール
懸かる北極星に息かけて
想うあの娘と二人旅

ギリシャの廃墟で口ずさむ
この歌あの歌の日本語の
蕩ける母音 空 揺する
明日の空は明日が知る


いま荒城のよはの月
変わらぬ光たがためぞ
垣に残るはただかつら、
松に歌ふはただあらし

城址残る公園で
白光の二つの影の舞い始め
舞い続け月が寄り添う一つなる
フェアリーテイルは何時も微笑み

夜半の月を浴び切って
影と光の宴ある
この荒城の月 前世でも
見詰めてたあなたと二人


天上影は変わらねど
栄枯は移る世の姿
写さんとてか今もなほ
ああ荒城の夜半の月

星を仰ぐるベンチに座り
語り合う未来図に荒城の月
夢から覚めてまた夢見て
大地を二足歩行ししゃべり続ける

二人で語る永遠の夢
君の瞳に映る草むす古城
虫のすだきは宇宙へと
流れ消え入る讃歌なり
DATE: 2011/08/23(火)   CATEGORY: 自由詩
論語
子曰く、学んで時に之を習う。
亦説からずや。

時計はチクタク チチチ チクタク チチチ
大きな音だ 壁掛け時計
時計はチクタク チチチ チクタク チチチ
大きな題目 生涯かけて仏の境地
時計はチクタク チチチ チクタク チチチ
大きな目標 自ずから為る ほっとけ


朋あり遠方より来る、亦楽しからずや。
人知らず、しこうしていからず、亦君子ならずや。

3分時間があれば読める本。
亦説からずや。

アイスコーヒーの氷り融けるまで君を待つ。
亦楽しからずや。

末法に世界に平静を保つ。
亦君子ならずや。

子曰く、学んで之を習う。
亦説しからずや。
朋あり遠方より来る、亦楽しからずや。
人知らず、しかしていからず、亦君子ならずや。

子曰く、学んで之を習う。
亦説しからずや。
朋あり遠方より来る、亦楽しからずや。
人知らず、しかしていからず、亦君子ならずや。


子曰く、学んで之を習う。
亦説しからずや。
朋あり遠方より来る、亦楽しからずや。
人知らず、しかしていからず、亦君子ならずや。


古典の御殿ドア推(おせ)ば敲(たた)けば
推敲の意味 遂行する貫徹 理解 理解

開くページで広く理性

広がる人生
走りゆく

広がる人生
走りゆく
DATE: 2011/08/19(金)   CATEGORY: 自由詩
二人 雨音
雨の匂いに満たされながら
二人 空を見上げ
雲の行方を占う

雨のかからぬように
窓を少し開け

旅の初めての星の思い出を重ねる
雨音に二人の歩みを託して

しっとりと雨に包まれた建物から
発せられる長い物語

この雨に遠い記憶が消される前に
肩を寄せ合い

転生を越えた出会いと別れを
今生の確証を携え語ろう

雨足が強く二人の居場所を包み込むから
どしゃ降りの雨は記憶を持ち去るから

瞳と瞳
手の平と手の平を重ね

確信の瞑想に入ろう

お互いが支え合うように
地球の屋台骨に手を添えて

垂直に立つように手を貸そう

二人 二人で
DATE: 2011/08/18(木)   CATEGORY: 自由詩
秋の陽
これは正しく透明な秋の陽
これが天国
天国から漏れ聴いた
神々の光

突き抜けた

天の焔が
末法の地上に
今 届く

焼けるほど
乾くほど
光は強く

道徳的な生以外

死だから

光が僕らに強いる

(聞く耳持つものは聞くがいい)

多生を重ね
この地上に
寂光土をもたらすから…

髭曼荼羅の仏たちが
来迎して
白光している

昏い部屋から

世界を祈る

窓から漏れ来る光は
正しく秋を告げる陽


透明さを増す季節たち

DATE: 2011/08/17(水)   CATEGORY: 自由詩
お盆を過ぎると
夏の盛りを過ぎて
うだる暑さに
街を試すため
外出する

昔 祖母が言っていた
「お盆を過ぎると夜が涼しくなる」

今日の夏日は
昔20年ほど前の夏の一日を思いださせる
ある郷愁を感じる

陽射しは あくまで強く 肌を焼く
油蝉はジリジリと鳴き続け
汗は噴き出る

しかし吹く風に
秋の始まりを感じる
そこはかとない寂しさが混じり
冷たさが風に含まり始める

お盆を過ぎる頃
静かに耳を澄ますと
秋風の足音が聴こえ出す

暑さの山を過ぎて
黄金色の秋の始まりを予感する

街は暑いが
そんな風が吹き始めた

私も君たちに
祖母の言い伝えを
伝える歳になったのだ

「お盆を過ぎると夜が涼しくなるよ」と
DATE: 2011/08/16(火)   CATEGORY: 自由詩
水の技
来世まで透けて見えるという
不思議なグラスに
湯ざましを一杯注ぐ

太陽光に晒して
窓の外の風景を
水レンズに閉じ込めてみる

反転した世界で見定める

テーブルを通して
ノートに文字を走らせる振動が
グラスの水に伝わって

世界は小刻みに揺れて
新しい配合が始まる

私の詩のように

五月雨の詩作の合間合間に
グラスは口に運ばれ

水は飲み干され

グラスに円筒形に保たれた
輝く水のレンズ世界は消える

水が昏い内臓世界へ流れ込む

これもそれも

不定形の透明な液体

生命の源








DATE: 2011/08/15(月)   CATEGORY: 自由詩
潮騒の聞こえる午後
風に乗って
潮騒が聞こえる
小さな家

真昼の太陽が
木陰を作り出し
風に揺れる
広葉樹は
重なり離れ
濃淡の影を作る

誰も通わぬ
路地にひっそりと
猫は休み
街と同じく
午後の夢を織る


あなたも暑さを避けて
板の間にタオルケットを掛けて横になり

昼過ぎの読書にいそしむ

あなたを包む
潮騒を感じながら

僕は今日の畑仕事の事を
つらつらと書き綴り

夕方に出かける
紺碧の海の記憶を賛美している

潮騒の満ち満ちる居間で
「カタン」 
君の本が手元から落ちた
午後を安らかに眠る君を見ながら

今日の出来事を綴り
ブログにアップする
準備をしている

眠い街

私は目覚める
DATE: 2011/08/14(日)   CATEGORY: 自由詩
周回軌道上の薔薇
どこか銀河の遠い所で
星の周回軌道上で
深紅の薔薇が一輪
咲き誇る

月が満ちはじめて
夜を照らしだすと

あつい薔薇の吐息が
見知らぬ街角に漂い
通りすがりの人を酔わす

その薔薇を取ってください

私とあなたの古い約束を成就し
太古の薔薇園を散策した
あの清い夜の思い出を

銀河の中心へ送り返す
祝祭の日

宴の円舞の娘たちを
魅了して止まない

深紅の薔薇の物語を

銀河のお伽話に変える
魔法をそっと
私に耳打ちした

あなたの瞳は
深い蒼を湛え

紺碧の海へ帰る

その黒く染め上げた髪に
深紅の薔薇をかんざしにして
DATE: 2011/08/12(金)   CATEGORY: 自由詩
リゾートの一夜
あの優しいメロディーが
心を占領してゆく

銀河の昏い流れに
白く浮かび上がる 星々
サンゴの砂浜に月はなく
蒼白に揺れている砂浜

天の川が海に斜めに落ちてゆく

銀河と海岸
砂粒の数ほどの星々を


あなたと横になり
見詰めていると
羽根が生えて天に昇るようだ

天の川の初めての住人

交わす言葉は甘く 神々しい
天空に溶けてゆく言の葉

何もかも冷え始め
固まり始めた世界
夜は永遠に伸びてゆくから

海辺の東屋
設えた宴席
豊かなくだもの
色とりどりの飲み物

さあ床に座って

初めて体に触れて

夢のまた夢を織ってゆく

波音が蜜のように忍び寄る

二人だけの夜が更ける

DATE: 2011/08/11(木)   CATEGORY: 自由詩
羊歯の夢
灼熱の太陽が
地上を焼き始めている

窓という窓
戸という戸を
閉ざして

太陽光が射さない
暗い部屋で
一人スタンドの明かりの中

日陰に育つ羊歯のように
冷えた樹液に包まれて
太古からの夢を織ろう

葉裏の胞子は
精子のように溢れ出て
空中に飛び出して
重い大気を白濁するから

暗い部屋で私の幻は
生い茂る群生の羊歯になる
(増えよ満てよ)

湿り気のある大気が
胞子を飛び立たせて
この地球にまた
白い夢を一つ増やす

そんな風にして
太陽光の射さぬ場所に
ジャングルの夢は
はびこり始める

夏の太陽の届かぬ部屋で
羊歯の夢を見る私に

クーラーの風がそよぐ
DATE: 2011/08/10(水)   CATEGORY: 自由詩
太陽神
巣食っている
退廃の排熱を

清い太陽神が
今 焼き尽くすから

太陽フレアの夏は
熱気を帯びて過ぎてゆく

ねえ 君
我々なら出来るさ
清涼な太陽風の中
約束どおり

個々人の幸せや
世界の平和を
願い 維持できる事を

太陽神が
今年は特に
腐れ退廃を焼き尽くすよ

予言された
黄金時代の記憶が蘇る

君と僕が
そこの初めての住人

さあ 言葉の力で
世界を照らそう

だって
アポロ像が
光に映えて

緑を慈しむから
DATE: 2011/08/09(火)   CATEGORY: 自由詩
鄙びた村で
鳥たちが歌い止まぬ
山を背にした村

地図を広げて
明日の行方を占う

仏のような顔をして
眉間から光波を発する

行じている
日本という国で

各々が自らの位置をとって
密かに努力しているから

明日はきっと晴れるさ

夢を追いかける
まるで恋人を追うように

ちらりと見て 過ぎ去る

始まりはいつも
華やいでいるから

鳥たちがうるさいほどの寒村で
山の気を吸いこんで

世界の向かって
見渡せる位置をとったなら

恋や出会いのように
ワクワクしながら

地図を開いている

日本は
DATE: 2011/08/08(月)   CATEGORY: 自由詩
真心の良薬
発熱をして
床に伏せっていた時
母が医者の薬を
オブラートで丁寧に包み
飲ませてくれた


真心が
地球を包むよ

母のオブラートが
地球の民草に
真心の良薬を与えた


夏らしく
スカッと抜けた暑さに
皆 やられてる
冷たいものが欲しい


夕刻には
冷性の食事と
ほど良いクラー


地球は発熱した 僕の口に
良薬を与えてくれる


真心の
贈り物


若者よ
おもむろに
夢を語って良いんだぜ

誰にも邪魔させないから

寝床に母の良薬が準備されて

真心のオブラートに包まれている
DATE: 2011/08/08(月)   CATEGORY: 自由詩
手帖
密かに言葉を
選んでいる手帖に

晴れ晴れとした
夏を潮騒を挟み込んで
テーブルに置いてある

息もしていない静物らのお喋り

手帖に四色ボールペンで書き連ねると
外部メモリーとなって
個人史を書き残す


海が美しく見えた日に
砂浜の足跡は
波に消えて
留められぬ

海辺の過ぎた時を
手帖は静かに聴く


心が動いた

書き留めて
海を閉じ込める

帰宅して
ゆっくりと手帖を開くと

海の香りのする
文字は太陽の輝きを保っている
DATE: 2011/08/05(金)   CATEGORY: 自由詩
母に祈る
肌を濡らす
ジットリした大気

母の豊饒の胸に抱かれて
まどろむ赤子のよう

重々しく きめ細かく
私を包む

母の無償の湿り気のような
大気

湿気 うねって
大地を 滑る
スケーターの速さ 機敏さ
湿気の重厚な構造物

御堂の歌は 低く響き

母が私を抱いて
蝋燭に火を点して
一礼

祈りよ

肌を滑る湿気に
祈りの焔は灯される
散華の花弁の輝きは

灰の大地に
色めく


肌を嘗める
湿気

母に祈る
DATE: 2011/08/05(金)   CATEGORY: 自由詩
大地の声と君
聴こえる
私は私を 息している
息吹を
この大地が吹き込む


聴こえる
地球が大きく大きく
息してるのが

太極拳の演武ように
呼吸を合わす


この大地に 接吻する
願わくば 花を育てて

夢の水を与えて 花咲く


世界はどこもかしこも青く

遥かに遠ざかる

この空 この雲が
語っている声を
君は聴くか

必要があって
この世にある事を


太陽は昇り 沈み
一人の孤児の声を聴く


花を育てるように
大地を慈しみ
君を見てる

太陽に祈った
その成長

聴こえる
大地の声と君
DATE: 2011/08/04(木)   CATEGORY: 自由詩
自由の都
大きく窓
開け放ち
変動期の地球を
眼を瞑って感じる


自由の扉は向かい側
姿見の隣 己を通過して
己を見る 鏡面界
自由都市が見えて


街へ行こう
バックに夏の文庫本
スタンドコーヒーに陣取って

本に書き込む

疑問/閃き/言葉の宝/


窓から見ている自由都市は夕焼けて
私はメモで希望を語ってる

海や河原 図書館の書物を持って
木陰はすぐに閲覧室
スポーツドリンク飲み干して
ボトルの端に永遠が見える


自由の扉は胸の中
心の直き言葉を
吹き抜ける風のように並べたて

行き着く

微笑みの


DATE: 2011/08/04(木)   CATEGORY: 自由詩
アフリカ幻想
ふーっと意識が途切れる
一方向に入っていって
存在が絞り出された声が流れ
磯の匂いの薫り立つ


濃密な感情のやり取り

その声は

眼の高さを流れていて
聴き入る者の潤んだ瞳を射とる


汗のポタポタ垂れ来る
くねるベースラインに
体が浮くように従ったなら


彼らは私を虜にして

連れてゆく

幻で見た

北アフリカの海岸線へ


乾いた風に歌うニグロのなめした肌
大げさな身ぶりで囃したて


誘う


古代のままの地中海や

聖書の奇蹟が起り続けた 街

あの砂漠の只中の都市へと
DATE: 2011/08/03(水)   CATEGORY: 自由詩
ある廃線の夕暮れ
草むした
レールの影が寂しい
雑草のまばら
追憶の風の吹いて


朽ちはじめた枕木に
曇天の光が所在なく射し
男たちの歓声は
幻聴の中


置き去りにされた思い出は
虫すだく静かな午後に
立ち上る陽炎


この引き込み線の先
かつて在った夢が
工場の寂れた夕暮れを追慕した
DATE: 2011/08/03(水)   CATEGORY: 自由詩
アンビエント B・ENO
机の上や食器の縁に
微量に積もった塵が
このピアノの音波で
払われ落ちてゆく
サイキック


B・ENOの頭脳コンデンサーを
通過した音は
透明なカットガラスの輝きで
甘味に空間に染みいるから


夢想へ落ちようとする
一瞬 一瞬を
表裏一体のメビウスとする


ピアノの音塊が溶けだす
朝の勤行を終えた空間が
淡い感情エーテルの囁きで
満たされて散華の渦


まるで水中に咲く
蓮は輝く

DATE: 2011/08/02(火)   CATEGORY: 自由詩
推敲 鴉で国を占う
クマゼミ鳴く山道
青竹が一節
伸び伸びと
天を衝く


竹林の風を
仙人が受けて微笑む
閑散とした道
雑草の上の蟷螂


ざわめく心に
あの見晴らし台まで
あと一息


山村を見そめて
国の行く末を占う
ふと渡り鴉の影添う道
DATE: 2011/08/02(火)   CATEGORY: 自由詩
鴉で国を占う
クマゼミ鳴く山道
青竹が一節
伸び伸びと
天を衝く


竹林の風を
仙人が受けて微笑む
閑散とした道
雑草の上の蟷螂


ざわめく心に
あの見晴らし台まで
あと一息


山村を見下して
国の行く末を占う
ふと渡り鴉の影添う道
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