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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2010/03/30(火)   CATEGORY: 自由詩
太陽讃歌
太陽を誘導して腹におさめる


呼吸がどんどん綺麗になる空快晴


光りが空で踊っている朝太陽礼拝
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DATE: 2010/03/29(月)   CATEGORY: 自由詩
午後の祝祭
桜咲き出る祝祭 午後の氷雨に


古木の幹語るここ三百年


百年不変の樹木に意味を聴く

DATE: 2010/03/29(月)   CATEGORY: 自由詩
我の業(わざ)
包み込む自然無ければ我らが包み込め自然


宗教の実証には過ぎず まず妙法唱えてみよ


現状を是と非で判断すべき客観の危うさに


御霊 合理的 哲学的に開放するのは我の業
DATE: 2010/03/29(月)   CATEGORY: 自由詩
朝のスケッチ
春の足音をガラス越しに聞く


春が来る春が来ていて桜が仄か


朝が正しくやって来て輝いている木々
DATE: 2010/03/27(土)   CATEGORY: 自由詩
フロンティア
脳髄の興奮ほどほどに春入ル


地上のフロンティアは心の中


ミゾオチに小屋建て薪割り豆料理


猛禽の眼で活字追う春のベンチ


華やいだ祝祭の宵 花は桜


四季の巡りこそ神聖劇 春始メ
DATE: 2010/03/27(土)   CATEGORY: 自由詩
音楽
スピーカーから音波の漏れ出て忍び泣くこの黄昏に


溺れてる流れて劇症の岸辺に凍えた指先石を積む


背徳の沁みる歌詞など訳しつつ激しいリズムを泳ぎ見る夢
DATE: 2010/03/27(土)   CATEGORY: 自由詩
鼻腔
深呼吸の朝 鼻腔遠く潮の匂い


空見つめて帰らない人また一人


春匂う女神の腋下のひそひそ話
DATE: 2010/03/26(金)   CATEGORY: 自由詩
脳髄ヒタヒタ
骸骨や脳髄ヒタヒタ書き続け


書かずには読まずにいられぬ戦闘機


ペン零す金色の涙 空帰る
DATE: 2010/03/26(金)   CATEGORY: 自由詩
桜咲くころ
桜から咲き出る仏ほのかなる花に座したる姿輝く


桜木の幹ゴツゴツと歳老いて木の霊そぞろに半紙貼るごとし


雲低く我らを見つめ花冷えの天地行きかう桜花の仏
DATE: 2010/03/25(木)   CATEGORY: 自由詩
春四首
春の嵐にヘヴィイメタルなど聞きながら体軽くて文芸しましょ


風雪に耐えて我在り松古木 童衆に分ける木霊の威光


小休止机上に投げ出すペンの武器どこまでいけるか試そう同志


重ね着の大気の重さ肩に乗せ春が来たよと部屋で呟く
DATE: 2010/03/24(水)   CATEGORY: 自由詩
川柳「春の春」とも
春荒れて春の春とも名付けよか


ウォークマン天気情報で選曲す


春雨と文芸しても氷雨だ
DATE: 2010/03/24(水)   CATEGORY: 自由詩
春の春
夏至の夜明け春に想って寝返りの己の寝息聞いてまどろむ


春に雨 桜色した仏の座 開く開く世は寂光土なれ


春荒れてそれでも桜は咲くものだ四季は巡って春の春過ぎ

DATE: 2010/03/24(水)   CATEGORY: 自由詩
書籍・宴・春
橋を落として孤高の机上の城


一杯のコーヒーと書籍と宴と


本読む時いつも女神三人と俺
DATE: 2010/03/23(火)   CATEGORY: 自由詩
ウォーホール
遠くまで歩いてゆきたい霞む春 桜の樹下で誓いが果たされる


地の底へ階段降りて酒場なるカーテンの裏に礼拝堂


板の間の絨毯に横たわり呪文のごとく囁く南無妙法蓮華経


野犬の肋骨 今 土方巽の昇天


隠蔽された構造が透けて見える午後


宗教界のウォーホールだって言ったろ
DATE: 2010/03/22(月)   CATEGORY: 自由詩
2010年の感慨
昇龍や中国の尻尾に掴る


サングラスの大鴉チャイニーズスマイルの世紀


縦書きや歴史の呪力と横リベラル


男のケンカ腰と女性性の豊饒は


この人生余りの時の創意工夫
DATE: 2010/03/22(月)   CATEGORY: 自由詩
幾らかの歌集読んで
コーヒーにミルクたらして渦巻の混沌と歌らせんに昇る


沸騰しているフラスコから溢れ出る人類分子に芸術の華咲く


現存在に耐えられず煙幕張って誤魔化す奴もいる


最後の一手で誤魔化された気のする歌人などいて

DATE: 2010/03/21(日)   CATEGORY: 自由詩
春眠
夢を見て解けてゆく紐のようなもの


世界に向かいCD再生 捧げた誓いの数々


春が来て鎮まり返った椅子である


夏への憧憬は日射しの中に含まれる
DATE: 2010/03/20(土)   CATEGORY: 自由詩
春濁
店先にペガサスが翼休めて


大気ゆらゆらと動き春降りて来る


太陽が金で春風の白金 輝く時


電線唸る風の街に唯一人


白っぽい空に春の呪文かけ


便所虫の生存欲求と大龍


海峡を挟んで韓の仏像ポと灯る


黄砂飛ぶ日の日中韓の一体


日本 海隔て島であることは可能性


アート行ズル各々の道の険しさ


教線拡大 創価の今を歴史家は平成の宗教改革と呼ぶだろう
DATE: 2010/03/20(土)   CATEGORY: 自由詩
夜の不可侵
妙法の生老病死を飾りとし


沈みこもうとする夜の自我は部屋の暗がりで喘ぐ鳥


夜明けるまでルーリードかけ続ける漆黒の詩人の魂にさわる


コーヒー呷りながら読書に突っ込む時間の不可侵
DATE: 2010/03/19(金)   CATEGORY: 自由詩
朝に捧ぐ
そこに行こうかあそこにしよか思想の拠点巡る書物


曇りの空の上は常に太陽のあり見守られ抱かれて


雨の後湿った大地は子宮の内部育む命の数
DATE: 2010/03/18(木)   CATEGORY: 自由詩
春霞
太陽と月をブレンドすると明日がやってきてキスする


魂の水面へ浮かび上がるブイを見詰めて


春霞に煙る水平線 空と海は境界を易々と越える
DATE: 2010/03/18(木)   CATEGORY: 自由詩
春の風
紀伊半島胸に太陽の意匠
        付けた我小舟に乗る


依代の樹木茂り尽くす 
       神苑に太陽転がる


薄物の架かる枝に日射し
        春と告げて風が吹く
     
DATE: 2010/03/18(木)   CATEGORY: 自由詩
江戸の春
結ぶべき春七色の紐であり


老練な幹に娘の花咲いて


ぼんぼりと川の柳の幻 江戸の街


DKから春打ち寄せる風を見て


河原で新芽愛でて長寿を願う
DATE: 2010/03/17(水)   CATEGORY: 自由詩
喪失の春
菜の花が心の穴を埋め尽くす


白木蓮 薫が灯る春の日に


梅の香が震えているよこの日射し


ひたと光止まり影涼しい


初夏を空想している光量の多さだ


その路地を折れると蓮池幻想の深沼


緑の広野に出て失われた棒を捜す


華やいだ春はいつも足りない血の手紙
DATE: 2010/03/17(水)   CATEGORY: 自由詩
空の見方
井戸の冷気湧いて島に染みて春


天空で雲静かな欠伸する


色彩豊かな空 逆立ちの歩み
DATE: 2010/03/16(火)   CATEGORY: 自由詩
ユング派
ユング派心理士は夢の中で僧衣をまとっている


世界が騒がしい沸騰している喜びだ


今を生き切って未来へ繋げる


武士道やきりっと締まる赤ふんどし


サムライは国際語なり日本人


曇天の光の強度の心地よさ


パン生地のように魂を練っている


神の手与える箱庭療法
DATE: 2010/03/16(火)   CATEGORY: 自由詩
霞 喰う
長寿摘み取る春日なり


夜にはまた航海だ気温が下がる


一時の春めく陽気 霞 喰う
DATE: 2010/03/15(月)   CATEGORY: 自由詩
純粋文芸
読んでくれた人への責任 春行く


善の連帯を求めてイル池田思想


萌える緑に口づけす


慎みの心に新たな地平


力尽くして喜びに酔う春は宵


挑戦を続けた砂浜に足跡


悪が恐れる創価無血革命


やっかむ けたたましいサイレンに生欠伸


純粋文芸の加速度と自由落下


ノイズ多いのは末法の証拠だ


黙々と喰い燦々と書く


文字喰うほどの読書


雄弁な単純さサンバが風に乗る


だらりだらりと散文書きののたりくらり


俺たちには夢がある春よ来い
DATE: 2010/03/15(月)   CATEGORY: 自由詩
暖かな夢
道きっと楽土へ通う常緑樹


木蓮や春の日射しに灯る白


冬枯れの野が夢見て芽吹く春始め
DATE: 2010/03/14(日)   CATEGORY: 自由詩
思索の庭
3割の魔力 天界に漆黒の伽藍


土方巽の肉片 吊り下げて踏む舞台


死者らが明日の夢をくれる


死者らが春の陽に舞っている


高層ビルの谷間に金色の仏ら大写し


自己検閲システム稼働してなお自由に


パレードというパレードで平和が謳歌される


魔術程々で文芸を開花さす


輪廻転生の話 京都でしようか


武道の魂宿して宙に浮く


いつも吹雪いているのは軍港


狐 蛇 狗神らを妙法の下に置く
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