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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2009/11/30(月)   CATEGORY: 自由詩
雑詠5句
海牛の紅く発情して水温かい


王国 垣間見て身震いして


海に出て北風いっぱい帆に受ける


心に芯の様なものが出来る そんなお年頃


都市がお経の様にざわついている
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DATE: 2009/11/30(月)   CATEGORY: 自由詩
色のない朝
メスで切開の空に滴る雨


曇天の暗さ太陽を尾行して


南天の赤が枯れ草色に置かれている
DATE: 2009/11/28(土)   CATEGORY: 自由詩
シャーマンのお庭では
人前で私が私を真似ること


歌を禁じて謳い上げる


生産を遊ぼう ノートやペンや


祝祭の空の下あなたを見つける


鏡持ちながら私が私を語る時


王子・王女お庭で遊びましょ


公道でガ・ガ・ガ我が要塞建設


コーヒー 一杯飲むまでの歌


言葉で私が私に橋を架ける


煉瓦に這うツタ皆繋がって


高踏的に夕餉の支度する
DATE: 2009/11/28(土)   CATEGORY: 自由詩
劇場「事業仕分け」
政治家の命 官僚のより軽るし


官僚の背中に業十字背負わせ


霞が関 天落ちて地割れ死臭立つ


高野の呪詛師に呼びつけられて


小沢鳩山獄中闘争初志貫徹


坊主と役人 左団扇で江戸出現
DATE: 2009/11/27(金)   CATEGORY: 自由詩
日常
30年前に飲んだ水薬の幻


人間は人間を定義し続ける


3LDKを王の間として読書する


格言集 言霊チャージでGO


10時にジャムトースト今日の炊飯玄米3合
DATE: 2009/11/26(木)   CATEGORY: 自由詩
フロコンの描く海にて
ウォーターフロント 風の高層ビルに満月が架かる


護岸に寄せるさざ波 夜光虫の息


防波堤に寝ころび夏の大三角形を捜す


海風が髪を撫でるほど吹きつけて風


突堤で発火しているのは君か


ペンライトをかざして海風と読書と


赤灯・緑灯 交互に明滅して走る


暗い海原の息する胸 弾む


ここで巡り始めよう時代や歴史の見聞
DATE: 2009/11/26(木)   CATEGORY: 自由詩
アトラス考
アトラス天穹支え想いに風吹く


寒空の常緑茂る つづまる小鳥


唱題の中 顧みる生命の傾向


不動の蓮華座へ向け今日も一歩



DATE: 2009/11/25(水)   CATEGORY: 自由詩
公務員素行調査委員会
蓮華座のまどろむ椅子に腰かけて


透明に降る雨の甘さ


宿命をバネに飛び上がり越える


新たな領土発見 どこにこの魂に


愛の支配言葉の力 物語の始まり


ドッカーン 心の中心に仏


平時に制服着たヤツが一番卑怯


TV点けりゃ何が犯罪か分かるだろ後は自由だ
DATE: 2009/11/25(水)   CATEGORY: 自由詩
雑詠8句
菩薩道またの名を人間革命


ピロピロと視界の端にエンジェル


天皇を共産主義者にでっち上げる


時空の長征で友が目覚めて


エロ・グロ生命 来世の果ては形態のサル


人間に受胎するとなお進化する努力


ワイアー・カラビナ光り火口へ降りて


桃色戦線異常ナシ カレンダーを替える2012
DATE: 2009/11/24(火)   CATEGORY: 自由詩
わが部屋の静物たち
人間革命 落雷の遠く呼ぶ日に


カモシカの臀部持つ少女の歩行


声低く呟きは凍てた空曇らす


第三文明 心の領土に建設


中庸の道説く中道のコーナー見て


尻の大きなビーナスの髪撫でて


尻の大きな男に号令かける


天皇降格して自治労に入る


台所にビーナス立ち鍋物を作る
DATE: 2009/11/23(月)   CATEGORY: 自由詩
輝く馬
引出し開けて眼球を愛でる


価値を産む祝祭の時の色


頭脳で汗かく情報煉瓦


起立するペニスと勃起するミサイル


濃霧に馬の後光の疾風

DATE: 2009/11/23(月)   CATEGORY: 自由詩
踊らせよ民衆
笑いながら生まれ落ちた娘


分別ゴミ特定して反乱する


エロ坊主グロ役人に裸踊りを踊らせよ民衆
DATE: 2009/11/22(日)   CATEGORY: 自由詩
黄泉巡り
コツコツと地下階段 黄泉の光も漏れて来て


馬頭人間シャワーカーテンに陰


夜のうちに暴れ回って墓場の菊


戻れない黄泉からは死霊の世直し


飛ぶ夢や妙に明るい都市に住み



DATE: 2009/11/21(土)   CATEGORY: 自由詩
生々しい夢魔
夢魔のヒズメ削り取る血沈の昏さ


女体幻想 目開けば臭いタオル


狂気にてあらゆる体液の可食性


アウ・アウと耳元で紅い唇が呟く


肉欲の狂い腐乱した魂と獣形後生


DATE: 2009/11/20(金)   CATEGORY: 自由詩
神殿か獄舎か
文芸の友消えても言うべき事


ジミヘンのことごとく白くて精気霧散


前のめりの死 竜馬のごとく


神殿か独房か一人文芸


この青空を分かち合う微笑


小沢・鳩山 サツの恫喝そんなに怖いか



DATE: 2009/11/19(木)   CATEGORY: 自由詩
雑詠7句
いつもの拳闘ズラに喝入れて


バトルフィールドにも来てクリスマス


俺のミゾオチで戦役が起こる


進化のための弁証法に点火


間口狭い戸から入って江戸


音楽の国へ移住しても転居を続ける


過去形を思う日に機体が輝いた
DATE: 2009/11/19(木)   CATEGORY: 自由詩
SF [アマテラス」
アマテラス発射して皇居消滅


核サイロの冷たい照明 弾頭AMATERASU


ミサイル勃起し弾頭凍てついている


アマテラス狂い炸裂して蒸発の人体

DATE: 2009/11/18(水)   CATEGORY: 自由詩
僕の原爆
僕の原爆  田母神1号


地球を体内としてつぶやく時


腕章に血が滲み妙に深刻になる


原爆 君の名はアマテラス


虎を飼うマンションに帰りつく


心の地図描くとも恒星天描くとも


官僚と己の白子鍋つつく宵


己のルール逸脱する味


価値創造と違うところへ行ってしまいそう


レモンかじりながら腕章を付け直す


仕分け作業に騙されたふりをしてみる
DATE: 2009/11/17(火)   CATEGORY: 自由詩
冷えてる大地
ギリシャ彫刻を愛し整頓する


歩道にスプーン落とした氷雨


曇天が冷え地上に煌々と明かり
DATE: 2009/11/17(火)   CATEGORY: 自由詩
窓からの眺め
北風砂浜に吹き廃船濡れて


ホットコーヒーの湯気が白龍


影のない曇天の街に己失う

DATE: 2009/11/16(月)   CATEGORY: 自由詩
文武の庭園にて
前衛・側衛を薔薇で固めよ この行進に


軍服に階級章ナシ ゲリラ戦


暗闇にまぎれ上陸するボート


言論の火矢を放てば創価なり


インドラと閃きつつ俳・諧


孔雀音もなく羽根ひらく


庭園に吹く風 噴水にこぼれ去る


婦女子らに木陰で講義 神秘学


文武に長けていてゲリラ戦


スパルタの闘士汗かく言論戦


流水の流れるような庭であり
DATE: 2009/11/15(日)   CATEGORY: 自由詩
葉っぱを決メル
活字に移すと格調高くなる情報


迷ったら日蓮御書に聞く


葉ッパ決メルより古来瞑想の偉大
DATE: 2009/11/15(日)   CATEGORY: 自由詩
狐の眼
足の裏に眼があって地脈甞めてみる


宙空にシャガ爛れ咲き


空が青いので白塗りしたい
DATE: 2009/11/13(金)   CATEGORY: 自由詩
光波・音波
小鳥らで華やぐ樹木美しい


霧の中で体が七色に輝いている


光波・音波そのものロックする
DATE: 2009/11/13(金)   CATEGORY: 自由詩
心臓の安全ピン
心臓の安全ピン抜き 投げつけた


鉛とかし空に流して偏頭痛


空を折りたたむ俺の意図どおり


ご一家のお写真に黒焦げの戦死体
DATE: 2009/11/12(木)   CATEGORY: 自由詩
氷雨の預言
二重橋 別名ギロチン前


広場に断頭台 氷雨嘗める


ギロチンは宙返る主権
DATE: 2009/11/12(木)   CATEGORY: 自由詩
宇宙の神秘
リズムのはざ間に踊りの明星見て


左腕の腕章に滲むメランコリー


火星の砂漠に蜃気楼の立つ


伎楽面 浮かぶ部屋に黒板がある
DATE: 2009/11/11(水)   CATEGORY: 自由詩
真面目に道化て
真摯な道化の王を越える


辛辣に道化て王となる


定まらぬ王権より今日のお茶



DATE: 2009/11/09(月)   CATEGORY: 自由詩
日々磔刑
日々磔刑 肉体の性 ウォー


重たい瞼が伝える 神々の肩と身


ボリボリと氷食う冬日
DATE: 2009/11/08(日)   CATEGORY: 自由詩
悪・業
悪・業焼入れコウベ八つ裂く


火傷する左腕の空想力


ビンの中  火炎石の妖気
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