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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2009/11/08(日)   CATEGORY: 自由詩
左階段 昇ル
昇る左階段に緊急の影


陽だまりに己の影濃い


お互いの影の実体 絶滅者
DATE: 2009/11/07(土)   CATEGORY: 自由詩
しののめに安寧を祈る
文明の進化の速度が加速度を
          増しに増したりビルに吹く風


しののめの空の色調見守って
          この一日の安寧を祈る


明け方の昏き部屋にて灯るのは
            我照らし出す冷たき蛍光
DATE: 2009/11/06(金)   CATEGORY: 自由詩
ジミヘン
破壊の後はまっ白ですジミヘン


東からの陽射しの赤子の肌のごとく


冷気揺れ朝を煮詰めて読書する
DATE: 2009/11/04(水)   CATEGORY: 自由詩
遥かな声
「希望」は光の爆発のようだな


歌垣に天皇いたなど知らぬこと


校庭に花一匁で夕日飲む


文芸し睦まじい眼鏡と静かな書
DATE: 2009/11/04(水)   CATEGORY: 自由詩
常世の冬
鬼  この冬日を綺麗に撃つ


常世で鍋つつく我あり


戦闘の間隙を縫う冬日


鈴の音 部屋の端の方
DATE: 2009/11/02(月)   CATEGORY: 自由詩
空 寒い
曇天の雲突き抜けて昇る体
           雲海の国は常光の風


そろそろと歩く街並み寂しさの
          つのる昏さに雲の降り来る


空昏い時の収穫夕刻は
        照らし出された青果ありあり
DATE: 2009/11/02(月)   CATEGORY: 自由詩
ラプラタ川の散歩
思う存分の冬に願かける


冷気 霊気を含み常緑樹


ラプラタの夏に立つ我が半身


私のカケラがラプラタ川に石投げる
DATE: 2009/11/01(日)   CATEGORY: 自由詩
一ページの義務
雅楽面 妖気の事務所に雨


ブードゥー神 モキュモキュと力瘤


一ページ 義務やら使命 書物読め
DATE: 2009/11/01(日)   CATEGORY: 自由詩
夢日記
四畳半で前衛舞踏を舞ってみる


畳の縁に爪立てて逆立ち


白塗りの腕  天井にめり込む
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