蜥蜴
青い血
推敲 09・4
北方でいななく馬を駆って天
ペン強し思想弾道炸裂す
言語なり 光 爆すほど白くあり
せせらぎの水の楽曲護岸あり
存在の壺の深みに嵌まりしを
黒天使 雲の腰掛 影の顔
キリストや天地に祈り発光す
ビル煙る赤光のリズム黙りこくる
老松に翁腰掛け幹暮るる
梅の香の染み込んでくる我が肉体
一日は晴れ雨曇る改まる天
春に風秘かに拾う芽のカケラ
一ページまた一ページ読まれる書
魂に刻印の天はホロスコープ
星の波秘かに夏の風吹かす
時代過ぐ野蛮VS洗練ヒトの進化
道具にて進化誘発 魂よ乗れ!
春の弦弾く大地の開花する
震える芽一人秘かに本を読む
春が来て大地にブチ撒く白きもの
パタパタと羽根動く空想読書
ペン強し思想弾道炸裂す
言語なり 光 爆すほど白くあり
せせらぎの水の楽曲護岸あり
存在の壺の深みに嵌まりしを
黒天使 雲の腰掛 影の顔
キリストや天地に祈り発光す
ビル煙る赤光のリズム黙りこくる
老松に翁腰掛け幹暮るる
梅の香の染み込んでくる我が肉体
一日は晴れ雨曇る改まる天
春に風秘かに拾う芽のカケラ
一ページまた一ページ読まれる書
魂に刻印の天はホロスコープ
星の波秘かに夏の風吹かす
時代過ぐ野蛮VS洗練ヒトの進化
道具にて進化誘発 魂よ乗れ!
春の弦弾く大地の開花する
震える芽一人秘かに本を読む
春が来て大地にブチ撒く白きもの
パタパタと羽根動く空想読書
意味の海
推敲 09・2~
枯れ広野 孤独立つ影メモ一つ
楽土暮れ帰る鳥らの透ける羽根
風切ってショーウィンドーを姿見に
呟きが5・7・5を繰り返し放て鳩
蔓草の枯れたそばからフェンス錆び
切り取ってビルの冷たさ青い空
燐粉の都市に舞降り照る道路
集中の理性・感性 卵立家
うつむいて氷雨降る朝 木に聞いて
熾火あり心の襞に雨強し
雨霰 問うべき空に手をかざし
風強き空と一体この街は
空の街 地の街の境にこの大空
雨上がり電飾のにじみ地に漏れて
白連の咲き出る声に聴くダルマ
楽土暮れ帰る鳥らの透ける羽根
風切ってショーウィンドーを姿見に
呟きが5・7・5を繰り返し放て鳩
蔓草の枯れたそばからフェンス錆び
切り取ってビルの冷たさ青い空
燐粉の都市に舞降り照る道路
集中の理性・感性 卵立家
うつむいて氷雨降る朝 木に聞いて
熾火あり心の襞に雨強し
雨霰 問うべき空に手をかざし
風強き空と一体この街は
空の街 地の街の境にこの大空
雨上がり電飾のにじみ地に漏れて
白連の咲き出る声に聴くダルマ
推敲編 日傘の影
白日や影踏むほどに湧き上がる
影なくし抜けた前歯に葉の緑
重力を凌いで昇る木の反逆
何一つ欠けてはならぬ我影なき故
透き通る腕で傾げる日傘なり
ミゾオチにポッカリ落とす風の穴
影を亡くした殺める言葉匕首ドロリ
風穴の空いたミゾオチに金剛打ち込む
影なくし抜けた前歯に葉の緑
重力を凌いで昇る木の反逆
何一つ欠けてはならぬ我影なき故
透き通る腕で傾げる日傘なり
ミゾオチにポッカリ落とす風の穴
影を亡くした殺める言葉匕首ドロリ
風穴の空いたミゾオチに金剛打ち込む
俳論
内奥のリズムに遊ぶ5・7・5
定型と叫ぶ詩人あって前衛は栄え
列島の「離れ」となるや宮古島
せめぎ合え調べに反・合このスリル
情報と電子の海を渡り切れ
歳時記を読む楽しみや戻り梅雨
定型と叫ぶ詩人あって前衛は栄え
列島の「離れ」となるや宮古島
せめぎ合え調べに反・合このスリル
情報と電子の海を渡り切れ
歳時記を読む楽しみや戻り梅雨
自由の果実
イキザマ
飴の空
虹
ウラ神
アフタヌーンティー
リベンジ
インコの空
夏のスケッチ
ヘビ娘冷えた喫茶にメール飛ぶ
血中を青く染めぬき涼をとる
夏サヤサヤと街角に流れ
兵隊の首が屋根裏にゴロゴロ午前三時
大鍋に歴史煮る電磁調理器
首が実って山里の干し柿のしわ
姫百合の六月に涙 流す
血中を青く染めぬき涼をとる
夏サヤサヤと街角に流れ
兵隊の首が屋根裏にゴロゴロ午前三時
大鍋に歴史煮る電磁調理器
首が実って山里の干し柿のしわ
姫百合の六月に涙 流す
ヨベば
カタカナヲ///
カタカナ表記
5・7・5
美ありと思う
煙る都市
印度亜大陸
臥禅の奥儀
観桜について
パッと咲き散りゆく花の状況に
日本の民草浮かれるのみ
咲けや咲け花のはかなさ見るたびに
自我無し日本ダミーの酒宴
桜木を植えた奴らの姦計も
ハラハラ散れ幹にナ・イ・フ
日本の民草浮かれるのみ
咲けや咲け花のはかなさ見るたびに
自我無し日本ダミーの酒宴
桜木を植えた奴らの姦計も
ハラハラ散れ幹にナ・イ・フ
南への回帰
我が肉の南方回帰さめやらず
高天原もリーフの先に
創世の靄る熱の中浮遊する
人間の種五体固まりつつ
昏い寝間朝日射す夢まどろんで
故郷の家の幻想が起つ
高天原もリーフの先に
創世の靄る熱の中浮遊する
人間の種五体固まりつつ
昏い寝間朝日射す夢まどろんで
故郷の家の幻想が起つ
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