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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2009/06/30(火)   CATEGORY: 自由詩
旗を立てる
テキストに己遊ばせ長い夏


雨垂れが葉擦れの音を誘い出す


見渡せる地点に真紅の旗を立つ
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DATE: 2009/06/30(火)   CATEGORY: 自由詩
朝な夕なの詩
虚ろなるグラスに水を注ぐ時


洗面の鏡に映る己己己


蛍光下夜の手鏡 夢一瞬
DATE: 2009/06/29(月)   CATEGORY: 自由詩
日本凶
日本凶乞食だったり日本書紀


エゴイスト! 蛇がトーテム日本教


蛇狐イナリの鳥居にサルもいて
DATE: 2009/06/29(月)   CATEGORY: 自由詩
朝日が綺麗
陽の満ち満ちて虚のグラスに注ぎ込まれ


陽光の踊り始めて風の曲


緑陰や葉裏の透ける木にもたれ
DATE: 2009/06/27(土)   CATEGORY: 自由詩
夜の幻想
夜の底に深い瞑想 神の居場所


白い衣をなぞれば神に触れて


周回軌道から地球なる砂漠の星みつめ


慰めに聖書手に取るまた良し


唱題や言論戦に疲れし時
DATE: 2009/06/25(木)   CATEGORY: 自由詩
2009ニッポン革命
プラハの春ガリラヤの春ニッポンの春


鉄足りず豚の血のサプリ飲む


2009地方知事起って革命起こる

DATE: 2009/06/25(木)   CATEGORY: 自由詩
第一の月
白く淡く第一の月 今東


20XX無重量 星らに手の届く


火星赤 天空の黒に血の滴り

DATE: 2009/06/24(水)   CATEGORY: 自由詩
見知らぬ街
雨粒がまだ見ぬ街の葉を濡らす


転生欲し現れたムカデ我殺す


濡れた木が発火するほど祈祷する

DATE: 2009/06/22(月)   CATEGORY: 自由詩
蝶と蜂に
なべて蜂花に恋すれど恐ろしき


神の手か口語自由詩の悲惨なり


ヒラヒラと蝶空に吊られ止め処なし
DATE: 2009/06/22(月)   CATEGORY: 自由詩
雨の地
大気止み鳥矢のように木かすめて


寝息して地球は自転風もなく


雨の地に木の葉の雫重くあり
DATE: 2009/06/21(日)   CATEGORY: 自由詩
カウアイ島讃歌?
見晴らせば水平線の雲浮いて
      伸びやかに在り生滅していて


木陰にて風と潮騒聴きいって
      遥かなる原郷南方の血沸く


風に揺れ止まり木の鳩羽づくろい 
        ゆったりと時みつめつつ
 

唱題すひげ曼荼羅の四天王
       人界の不義に義憤の腕組


カウアイの山の神と親しくて
        四天王らの怒りも少なく


静かなる湖面一日椰子映り
        さざ波揺れて波間に消え
        
DATE: 2009/06/20(土)   CATEGORY: 自由詩
デジャ・ヴ
雷落ちて大樹の幹に露下る


天気変え巨樹育てる侏儒なれば


木の実採り大樹の陰に雷避けて


*侏儒(しゅじゅ)=こびと
DATE: 2009/06/19(金)   CATEGORY: 自由詩
山口誓子
羨望の山口誓子山青く


狐火の妖艶に燃ゆる少女に会う


日本語の柔らかな響きに眠る


南方より北上する血焼けた肌
DATE: 2009/06/18(木)   CATEGORY: 自由詩
カウアイ讃歌?
吹き寄せて海風島に雲のわく
         雨森に落ち緑這う山


木々居立ちさえずり巡り風ととも
           渡る小枝に小鳥は華


深々と夜の深まり沈む時
       島風の何時絶える事もなく


鎮まれる島の神々漆黒の
       天地を繋ぐ夜風となろう


深い夜灯火一つ点し君を聞く
         暗闇に開く追憶の明かり


大樹なり蔦絡まりてうっそうと
          光線掻き分け地上に届く
DATE: 2009/06/18(木)   CATEGORY: 自由詩
折々の想い
今日の思い出を織るダイニング


高曇り武装解除するほどの


定型の剪定されたる枝の張り


塚本にミーハーでいる梔子の香


反乱の永遠の春に神籤引く
DATE: 2009/06/16(火)   CATEGORY: 自由詩
夜に雨降る
初蝶も凍蝶もなく蝶あふれ


加速器で言葉ぶつけた夕間暮


しめやかに夜に雨降るこの不思議
DATE: 2009/06/16(火)   CATEGORY: 自由詩
カウアイ島讃歌?
島風の吹き続けては雨の華
         山河煙って木陰の憩い


礼拝の唱題あげれば神の風
         その腕のばし頬かるく撫で


椰子の木の風にたなびく姿こそ
          葉擦れた音の空ゆする塔なれ


青の空 紺碧の海 白い浜
          陽光に風は木漏れ日を謳い


潮騒と砂浜の遠声渡りゆき
         エデンの浜辺立ち現れて


水平線 群雲低く集まって
         視線一気に空の天頂


宝石をばら撒き太陽サンサンと
           輝く海は追憶の天
DATE: 2009/06/16(火)   CATEGORY: 自由詩
火の蛇
梅雨空の鳥らの飛翔の影 玄(くろ)き


列島ドーム全天候だ遊べ遊べ


火の蛇が湿った幹に点火する
DATE: 2009/06/15(月)   CATEGORY: 自由詩
梅雨近し
天と地に眉引いて外出す


緑濃く包丁砥ぐほど湿っている


息をして大気の重さを計測する
DATE: 2009/06/15(月)   CATEGORY: 自由詩
カウアイ島讃歌
太陽と風プルメリア髪にフラ踊る
            娘ら神に捧げる純心       


神々のスコール添えて唱題の
          ほほえむ風に木々のなお濃し


礼拝のアメリカの朝しめやかな
           十字架に通う足音の自由


霧雨の稜線深く刻まれて
        カウアイの山河に墨絵師の筆


スコールに山河時雨れて昼寝どき


この土地の山の神や海の神
        我もつ神と混合供養


ほの昏き巨木が島の重み増し
         清涼の雨幹伝い落ち



DATE: 2009/06/14(日)   CATEGORY: 自由詩
自然体
野に出でて神々に会う木の葉ゆれ


雑踏に神の祝福在り無しや


見上げては空は遠のく曇り空
DATE: 2009/06/14(日)   CATEGORY: 自由詩
Hanalei movement

ハワイ、カウアイ島のハナレイ。
人里離れて暮らす、
アーティフィカルヒッピーら居るという。


行ずるもアート活動も同じ事
        山水画のにじみハナレイ日没す


水鈍くハチス実から光出て
       ハナレイの空 光の帯が照らす


説経に聞こえだすリフFMで
         グレートフルデッド延々3時間


ヒッピーら初心忘れず礼拝の
        ジェリーガルシア教祖は歌い


山河あり車はここまでハナレイの
          ジャングルの先ヒッピーの里
       
DATE: 2009/06/02(火)   CATEGORY: 自由詩
新たなる地平を求めつつ・・・
光 求め緑透けるほど見詰めている


海の音に誘われてゆく雲の先


読書して拾う言葉は貝の殻


泣きじゃくり終わったような青空だ


月青く遠回りした道照らす


時代は青い規範を見つけ出す


なつかしく遠のく宇宙(そら)が青く奮える


海辺にて秘儀の最中波遊び


*自身の心理的成長の重要な地点との認識ゆえ
 10日ほど沈黙を守ろうと思います。
 読んでくださっている方々に感謝しつつ。
 
DATE: 2009/06/02(火)   CATEGORY: 自由詩
死国より
もう あっち側二度と戻らない


あっちこっち行ったり来たり もう影がない


影を亡くした殺める命の恐ろしさよ


風穴の空いたミゾオチに神の金剛埋め込む
DATE: 2009/06/02(火)   CATEGORY: 自由詩
霊魂
蜂の巣の体で回す日傘の柄


訪れたここそこで我が骨拾う


ミゾオチにポッカリ開く風の穴
DATE: 2009/06/01(月)   CATEGORY: 自由詩
愛おしい・・・
森羅万象 欠けてはならぬ我影なきゆえ


完璧の形状であるこのコップ


欠け茶碗 愛おしさに白湯すする
DATE: 2009/06/01(月)   CATEGORY: 自由詩
癒しのために
雑踏に影忘れ去る不条理よ


今生は我が影捜す旅路なり


朝露に見果てぬ国は宿り来る


突っ立って我に影なし草いきれ
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