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詩人の血
コクトーの『詩人の血』に学んで
DATE: 2008/01/30(水)   CATEGORY: 自由詩
MTVを見ながら
売れればいいって もんじゃない
俺にも作れる 恋の歌
インスタントの歌うたい
一発屋ならしめたもの
飛ばず鳴かずで
すっかり ポシャリでございます

売れればいいって もんじゃない
恋のマニュアル トテチテタ
お歌のように恋するの
おいらの魂 腑抜けでごじゃる
恋しか無いの 恋しかできぬ
人生すっかり ポ・シ・ャ・リ


売れればいいって もんじゃない
たまには俺も読書して
人生哲学 歌ってみたい
ちょっと イメチェンしてみましょ
上滑りの言葉の羅列
金ピカ メッキも剥げるって

売れればいいっ(て もんじゃない
売れればいいって もんじゃない
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DATE: 2008/01/29(火)   CATEGORY: 自由詩
シャラップ! お歌の・・//
振り子は チッ チッ チィー
奴らは魔法を使うんだ
言霊 音霊 自由に操り マリオネット

エレキの弦は ビィーン ビィーン ビン
舞踊の魔術はお手の物
あなたの言葉に染め上げて!天馬 いななく

歌謡の歴史は い・ろ・はに・ほ・へ・と
歌詞に て・に・を・は 入れ換えて
言霊 産めよ! 言霊 増やせ!

シャラップ シャラップ!!!
聞き飽きたんだ イロ事師
そんなお歌じゃ 二年は持たぬ
ああ 聞き飽きたんだ 色恋ザタの
行き着く先に 水子地蔵

シャラップ シャラップ!!!
聞き飽きたんだ イロ事師
そんなお歌じゃ 墓場じゃ聞けぬ
ああ 聞き飽きたんだ 色恋ザタの
行き着く先に 水子供養
DATE: 2008/01/28(月)   CATEGORY: 自由詩
完ぺきな女
女が欲しい 女が
完ぺきな女が

瞳は語るんだろう
心が映える まなこに光が

荒れ狂う 現実を正視して
口は優しく 正しい言葉を吐き
心は程よく 緊張を温めて


女が欲しい
完ぺきな女

唇は しゃべるんだろう
心に在るべき 言葉の影

喧騒の現実に 静寂
心から 眼 開き 読書する
背筋が伸びて ノートする


女が欲しい 女が
完ぺきな女が

心は映すだろう
保つべき 聖域なる声

耳は聴く 子供達の歌声
いたいけな 自身の幻 校舎の夕日
三つ子の君を抱いたままで

ああ女が欲しい
君のような
君の魂
DATE: 2008/01/24(木)   CATEGORY: 自由詩
器の笑い
アイスコーヒーを注ぎいれた グラス
暖かな部屋
午後の陽射しは

読み止しの本の名は
『ルネサンスの占星学』

人が ぱらり ぱらり 行き交う
食器が カチ カチと音を立てて

動  く


「光についての論文『光論』において、フェチーノは
この言葉を反転させ、光の性質に関するヒントえを
与えている。フェッチーノは「理性の光は、光の理性である」と
記しているのだ。」


ああ 無為のための読書

永遠に子供であるための血の滲む努力

大きなストロークで水を掴め!
水練のコーチの言葉は屋内プールに響く
洞窟の採光に揺れ輝く水面
青空に浮かぶ白い雲が湛えた水に形を残す
泉に湧き出る 清水 透明な感覚
無機的なプールの水
滴れの音に耳 清ます

ガッシャーン

ウエイターの手から
食器が笑い転げ 落ち
こなごなに 砕ける
DATE: 2008/01/24(木)   CATEGORY: 自由詩
土蜘蛛
幕末
鎖国の眠りは三百年


ガ・タ・リと音を立てて
仕掛け人形が宙を舞うと

あの錦絵に描かれた

土蜘蛛が江戸の巷を闇に乗じて跋扈していた

東京 東京と小さな声で囁いていた
時は濁流のごとく流れて
大きな戦争が二度あった
高度経済成長に沸きかえっていた
そんな日 日

土蜘蛛がその姿を消して一世紀半
幕末の爛れた武士階級を相手に土蜘蛛は戦いを挑んだのだ

土蜘蛛 その宿業を成就せよ
戦神 火星からの使者よ

退廃の極み
武士の間抜け面に捕りつけ
穴という穴 目 口 鼻から
人体に潜り込め
そして その精気を吸い取ってしまえ!
狂骨にしてしまえ!

江戸 東京 江戸 東京とつぶやく

東京に昨日 
土蜘蛛が蘇えって 白光に包まれて 金色に輝いていて
いたいけな少年が土蜘蛛と一体で
神々しくもあり普賢菩薩の生まれ変わりのようだ
土蜘蛛に胸まで埋まって

唱えつづける 南無妙法蓮華経

眷属の土蜘蛛を従えて
南西から帝都をめざす

霞ヶ関 虎ノ門
爛れた役人をなぎ倒す

キチガイ地獄はここいら辺りじゃ
因果応報 蒔いた種を刈る
ただそれだけ・・・

これは慈悲 
これは慈悲

奴らに己の宿業を成就させるための

土蜘蛛が蘇えった
この平成の御世に
DATE: 2008/01/22(火)   CATEGORY: 自由詩
斜頚の日
部屋に射し込む
だいだいの日

焼香にきっぱりと想い

立ち昇る
紫雲のたたえた水煙
空間にたなびいて

仄かな薫りに引き付けられた 
靄のごとき幽体 浮遊して

見事に手の様相して
キーボードを五月雨打ち

思わず
この太陽の厳格な法則を
この光線を
紫雲は照り返し せんとなって
龍神が静かに ゆらめくよう

この寂々と薫る
部屋のなかで
DATE: 2008/01/21(月)   CATEGORY: 自由詩
意味の放火魔
例えば『救国戦線』のゲリラが
霞ヶ関に自爆テロ仕掛けるとか

例えば銀座のホステスを
裸にして絞首刑にするとか

親殺し子殺しの
背中の皮をジャガイモの皮むき機で剥ぎ
天日干しして10年後に喰わすとか

自衛隊の銃の先から花が咲くとか

選挙の投票箱を収奪後 燃やすとか

銀行で「金を出せ」と言ってみるとか

天橋立でマスタベーションするとか
オッ オー

イケテル イケテルなどと
パソコンの前でツ・ブ・ヤ・クゥ~

およそ不条理な意味に放火しろ!
灰燼にしてしまえ
原子爆弾の閃光で人体が蒸発したように
不条理を砕滅してしまえ

霞ヶ関が蒸発し 消滅し 
蕩けた鉄骨
サルどもが消える
DATE: 2008/01/19(土)   CATEGORY: 自由詩
かげ いつつ
一体の まぎれもない人の体
アスファルトに冬の南中 
影 長く
四肢を伸ばせる 人体の影

いつつ

直立している
接地された足
影は添う その歩行に

しかし 影 いつつ

影から影へ
遠き印度の神々の姿 宿り

風が吹く気配に
踊る 踊る 影 影

インドラ アグニ ヴァーユ

歩くそばから 零れ落ちる 金粉
歩行が踊る
足首に銀の鈴 鳴る
シャン シャン シャン
踊る歩行 
風を巻き起こし

一体の神人に

かげ いつつ

DATE: 2008/01/18(金)   CATEGORY: 自由詩
若い歌人に
湿らせておくれ
軟らかくしておくれ

骨に響く 歌を聞かせて
骨に響き渡る 言葉を その発声で
骨にひび入る 言霊が咽喉から溢れて

潤った声帯は愛に震えながら
情感が喉から零れ落ちたら
その唇は思うまま 閉じ開く

湿らせておくれ
軟らかくしておくれ

骨を染めてくれ 言霊に痺れて 部屋
骨を薫らせて 新譜を手にする ときめいて
骨を砕いてくれ 唸りをあげる ストライト 白く

光 漏れくる 手骨はしなる
フレッド フレッドに指骨の華 咲き
スティール弦はチョーキングに むせぶ

骨を湿らせておくれ
俺を溶かしてくれ
DATE: 2008/01/16(水)   CATEGORY: 自由詩
オマケ性事のみんちゅ党
政権取る為 マケとくヨ~ォ
ガソリン代 マケとくヨ!
1リットル25円!
コ コれは ス スゴ~イ
50リットル満タンで1250円だヨォ~ン

オサワの政権は随分安上がりだな・・・
国民を愚弄するのもいい加減にしろ

だいたいお前の面 見てると
ぬかみそが腐る・・・

いけ好かないヤロウだ!
DATE: 2008/01/16(水)   CATEGORY: 自由詩
ガソリンおマケで政権だぁ~
我らが みんちゅ党
ガソリン おまけで政権ダッシュ~
国民を愚弄したバカ!!バカ!“!バカ・・
景気が悪くなりそう・・・
まともな政策無いの・・・
グリコのおまけ
みんちゅ党のおまけ
ハテル 果てちゃうヨ・・・
DATE: 2008/01/15(火)   CATEGORY: 自由詩
普賢菩薩と桜
竹 光る 竹林

奥深く 
開けた場所

みみを澄ますと 聴こえ始める
大白法の 南無妙法蓮華経

なな色の虹の天蓋に つつまれて

美少の少年 結跏趺坐し
お祈り 申し上げます

竹 光る 竹林

黄金の華光 やわらかに 発し
蝉の胸のように共鳴し 
ひたむきに せいじつに
金波の波動 波のように染み渡り
この竹林から こぼれ こぼれ 漏れ伝う


一尾のにょしょう土蜘蛛 呼ばわれた如く
暗く湿った巣穴より 這い出て
普賢菩薩の右腕に取り付く
愛寂 示すその姿に
気 乱るるも
親愛の情 湧いて
彼 にょしょう土蜘蛛の体に入る

暗く 取り留めのない 闇
重い 下に引き込む 力

普賢 空中浮揚し
大白法のマントラ 南無妙法蓮華経 唱えつつ

土蜘蛛の体 にょしょうの体 表出し
ミシンで縫うように
白光をその体に当てる

時は永遠 空間に

見る間に にょしよう へんげ
黄金に輝く 
正座の勢至菩薩へとメタモルフォーゼ
唱題 三昧に入られて

毛深き土蜘蛛
ぱっかと体割れ
遺骸 亡骸から
白靄立ち現れて
みるみる体 成す 
十体の神々 出体し
白線陰画の生命体
普賢菩薩に礼をする

一部始終を見ていた
このはなさくやひめ

菩薩と永久の愛を誓った
このはなさくやひめ

彼の結跏趺坐に自らの幽体を重ねあわす
古木の桜木 現れる

竹林の奥深く 開けた所
南無妙法蓮華経の黄金の波動

結跏趺坐する普賢菩薩
重なり合うこのはなさくやひめ
正座し三昧境の勢至菩薩

礼拝する神々

水鏡に空中浮揚して

その水辺に
古木の桜 咲く
DATE: 2008/01/09(水)   CATEGORY: 自由詩
液状ネコ
ポットの注ぎ口から
授乳温度の液体ネコを流出させて
膝の上に置く

ネコは不定形
とろーり とろーり
湯気を立てて 
うたた寝をしている

ネコの脳波はカップの上で波紋を立てて
きゅーうと伸びをして
かわゆいのこの形態

ネコと干渉した

しあわせのうははうちゅうにひろがって
きゅーうきゅーとうたたねをしてかわゆいから

心を締め付けて憧れを残すから

コーンスープにした液状ネコを
心ゆくまで飲み込んだ
DATE: 2008/01/08(火)   CATEGORY: 自由詩
薔薇に鶯
薔薇に鶯 このはなさくやひめ

ぽっぴアートの色合いが
なんだか てらてら 西方浄土
ふわっと浮遊 の フレンチボッサ

薔薇に鶯 このはなさくや
新春 色彩 ぽっぴが伝統
飾り羽子板 こってりと盛り上がり
晴れ着 眩しく宙をゆく
ガサ ガサ 歩く砂利道 参道

薔薇に鶯 かるた 飛び
古式ゆかしい 畳の上で
正座なんかを して みたり
晴れ着 すんなり 馬子にも衣装
ぽっぴな色彩いってるネ

サクサクアイスの冷たさは
さくさくこのはなさくやひめ

ひめひめひめ 内にひめたる
げぇ~んえいは

ばらにうぐいすこのはなさくやひめ ひめ
DATE: 2008/01/08(火)   CATEGORY: 自由詩
春だったりする
空間のほとばしり
陽射しは くね くねっと のたうち

ホ・ト・バ・シ・ル

春だったりする日
肉体は軟らかく 伸びきって
太陽を握りつぶしてみたり
口の中のキャンディーだったり
アイスクリームが食べたかったり
ざわめきの中で忙しい

弾け飛ぶ ソーダ水
氷は思いのほか早く溶ける
味も色も薄まって 心地よい

くねっとした体に
みずみずしい唇で吸い取る ソーダ水
緑に透ける 液体は
ストローで加速して

流動の快感が
今 喉もとへ落ちた
DATE: 2008/01/08(火)   CATEGORY: 自由詩
龍女の・・・
立ち昇り 斜頚の日
紫煙の薫りに不思議に色めき立つ

煌き 重い日輪 くねる日差し
とどかぬ窓のない部屋
赤外線ヒーターの鈍い光に目を そっと閉じて

紅い瞼の裏で
妖艶な瞳 輝かす
くねくねと
龍女と不思議な遊びをする

息を潜めて
白龍を見つめる

こちらへおいで
こちらへと
哀愁の目配せで
体をくねらせて
しなを作り
人肌の風は赤く吹くので
湿らせた部屋が
軟らかな繊毛の上を伏臥して動くようだ

腕を龍女に捧げると
白く彼女は散って

私の体に巻きついている

DATE: 2008/01/06(日)   CATEGORY: 自由詩
Father 鮎川
息が途絶える 闇の極北
袋小路 薄汚れた壁
暗黒の針 立つ  視界

視野はつづまる
うす暗闇の復員船
船倉の壁のシミを
いとおしさで見つめ続けた

どこへも行けない

終わりが始まった

そこから始める
狂おしく
狂気

Father Father 鮎川!
 
沈黙の死者と
遺言執行人

携えた
重い言葉
DATE: 2008/01/06(日)   CATEGORY: 自由詩
のべひらく北極海航路
心を のべひらく

凪いだ 北の方へ

静まり返った部屋で
北向きのベッド
伏臥した 頭の上を
船が通り過ぎている

北極海航路が開かれる時
涙は溢れるのだろう

極海に船影が一つ 二つ
新たなる開闢の月日
遠い昔のデジャビュがやって来る

極海に船影が一つ 二つ
新たなるステージの月日
思い出の日々に花を添えて祈ってみたり
DATE: 2008/01/02(水)   CATEGORY: 自由詩
流砂の街
乾ききった滴りの速さで
砂漠に打ち捨てられた
砂時計は時を刻み始めて
砂礫の大山に沈む

夜の生き物のように蠢動する
艶かしく くねくね
流砂は崩れ去り
乾いた海へ向かう

防波堤が張り巡らされ
突堤の遥か先に
灯台のような高層ビルが輝いている

大腿骨の起立の風景に
ひたひたと押し寄せる
生々しい流砂
大海原の波

砂漠の寄せてくる
武装した海岸の街
流砂に耐え
波を防ぎ

旧市街の石畳の細い路地
人家は密集して
白熱灯の街路灯が灯り
乾ききった風が街を通り過ぎ

今 放し飼いにされた犬が路地を曲がった
家々から漏れ来る明かり

足早に過ぎて
開けた見晴らしのいい場所
内陸は流砂の漆黒
防波堤の海側は
林立する高層ビルの瞬く
光の海
DATE: 2008/01/01(火)   CATEGORY: 自由詩
輝く雲
南中 傾きかげん
午後は冬枯れて
ゆっくり暮れ始め
つる草の茎は乾く

雲が湧き立つ
空き地の水溜りに
空が留まり

太陽が雲に隠され
疾風が翔る
空と大地が近づいているだ

風に揺れた
水境のなごり

水溜りに波が立つ
鏡は像を結び直し

雲が揺れている
太陽を飲み込んで
黄金に輝いている

焼けた雲
輝く縁どりをもった雲
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